僕の尊敬するブロガーの人たちの多くが、小沢一郎に多大な期待を寄せている。特にこれまでも何度か拙ブログでご紹介している
「反戦な家づくり」さんも熱烈な小沢の支持者だ。だけど、正直に言って、小沢に期待を寄せて良いのか、僕には分からない。ただ、当初期待した民主党、なんだかんだ言って鳩山、菅までは、まだ自公時代とは違うんだろうと漠然と思っていた。しかし、野田になって、これはもう明らかに自公政権と同じか、あるいはもっとあくどいという気がしている。
以前「ショック・ドクトリン」という本について二度にわたって書いたことがある。
「ショック・ドクトリン」(まだ読書中)「ショック・ドクトリン」覚え書きやはり権力ある人々は、この原発の再稼働のごたごたというショックのなかで、原子力基本法の「安全保障」文言に代表されるように、人々がショックを受けている間に事を行うというこれまでのやり方をそのまま踏襲しているようだ。だから、ここにきて、消費税反対は無論のこと、TPPに反対し、脱原発を明言するらしい小沢新党に期待を掛けるしかないのかもしれない、という気もしている。
今朝の新聞では昨年調べた福島県の子供の甲状腺被爆にかんして、国は不安を招くからという理由で公表しなかったし、これからも公表しないそうだ。こんな国ってあるか? まるでどこかの独裁国家だ。つい最近まで自己責任という言葉を国民に押しつけ、そのくせ国民が必要とする重要な情報は出さない。責任を問うからには情報開示が前提ってもんだろう?そして本当に責任を問われるべき権力もつものたちは責任を全く取ろうとしない。こういうのが嫌だから、みんな三年前の選挙で自公に愛想を尽かしたはずなんだ。だけど、三年経ったら民主も同じ事になった。
大津市のイジメ自殺事件、ニュースを聞けば聞くほど、腹が立つ事件だ。だが、全国民がみんないっせいにこのニュースばかりに腹を立てていて、他のことに目を向けないで良いのだろうか。なんか、このイジメ事件、もっと目を向けるべき出来事から目をそらさせるためのダミー、あるいは別の腹を立てるべき事に対するガス抜きなんじゃないかとすら思えてくる。
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