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今年のツールはこれまで無数の落車が影を落としてきた。でもことごとくぼくはそれらを避けてきた。
第6ステージであと20キロできわめて大きな集団落車が起き、ついに僕も巻き込まれてしまった。それはまっすぐの道で時速70キロで起きたんだ。このスピードだったからもう誰も避けることはできなかった。僕の感覚では集団の半分が巻き込まれたって感じだった。うちのチームだけでも6人だよ。恐ろしい風景だった。何人かは非常にひどい状態で、そのまま救急車に乗らなければならなかった。僕とチームメイトはそうひどいことにはなっていないように思われた。みんなそれほどひどい擦過傷はなかった。しかしゴールへ向かう何キロかで、僕は小指と腕に深刻な問題がありそうだと気がついた。夜、病院でレントゲンを撮ってもらい、外側の中手骨の骨折がわかった。折れ方が手術が絶対必要というわけではなかった。そこでとりあえずさらにレースを続けることを決めた。
ギプスをしてヴォージュ山塊の最初の中級レベルステージを走った。なんとかうまく耐えることはできた。
しかし、それでもこのままツールを走り続けるかどうか、今のところでは何とも言えない。感じは良い。ツールの第2週、第3週のための準備はできている。でも、むろん今僕に何ができるかは疑問だ。もしかしたら折れた骨を手術して、新たな目標に向かって集中したほうが良いのかもしれない。
難しい決断だ。
じゃあね、
ヨハネス
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外側の中手骨っていうのは手のひらの小指の骨の延長部分らしいです。フレーリンガーって落車もリタイアもほとんどしない選手なんですけどね。
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