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マルティンのブログから、激痛が走る

2012.07.03.09:34

いやあ、カヴェンディッシュ、世界チャンピオンだけありました。グライペルもあれで負けたらどうしようもないね。しかし、キッテルはウィルス性の胃腸炎だそうで、勝負以前に脱落、代わりになったフェーレルスが4位は上出来。順位は性格の悪い順に違いない 笑)

ただねぇ、このステージのためにキッテルはツールに出場したようなものなのにねぇ。でもアルゴス・シマノ、チームとしては良い出来だったのではないでしょうか。ずっと端正な顔立ちのグレッチュが集団コントロールしていたし、残り10キロからの集団のなかでの位置取りは、ある意味で一番良かったような気がします。残り3キロぐらいになるまではずっとアルゴスの集団の先頭を一人小さなフレーリンガーが引いてましたが、以前土井選手のブログにも書いてありましたが、やっぱりこの人、こういう事をさせると上手なんでしょう。でもおかげで最後は先頭集団から遅れちゃったようですが。一方、ネルツは親分のニバリのそばでガードをつとめたようで、ほぼ同時に先頭集団でゴールです。

というわけでトニー・マルティンのブログです。さしものロボット警官もちょっと辛そうです。

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医者はわたしに今朝Goサインを出してくれた。しかし舟状骨が折れているのにレースに出て、楽しいはずはない。カーブや登りで、あるいはスピードアップの時にハンドルをちょっとしっかり掴むと、激痛がはしる。道の凸凹やくぼみは言うまでもない。わたしの腕に合わせた特別仕様のギプスが腕をしっかりと固定してくれるのだが、しかしそれで痛みが軽減されるわけではない。否、むしろ逆だ。ギプスはとても細く、親指は感覚がなくなってしまう。

わたしは今日は集団の後ろで走り、ラボバンクのルイス・レオン・サンチェスと最下位争いをしていた。彼も昨日落車し、手首を痛めた。中手骨の骨折だそうだ。同様にギプスをしている。われわれは傷病者グループだと冗談を言い合っていた。しばらくするとスロヴェニアチャンピオンのアスタナのボルト・ボジッチがわれわれに合流した。彼も落車していて、我々と一緒に道のへこみや凸凹を避けながら走る仲間に加わった。

今日はコースはほとんど平らだったからそれほど辛いことはなかった。しかし、あと数日すれば様相は変わるだろう。コーナーを次々曲がったり登りや下りをこなさなければならなくなると、どうしても立ちこぎをしなければならなくなるだろう。そのとき、わたしはハンドルをしっかりと握らなければならなくなる。願わくば、石畳の道などを通らないことを祈ろう。
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うーん、スロヴェニアとスロバキアの国旗の違い、ビミョー。マルティン、ツール前のインタビューではプロローグで優勝してマイヨ・ジョーヌ、それができなくても、次のTTで優勝してマイヨ・ジョーヌを着たいと言ってましたが、もう絶対にかなわぬ夢になってしまいました orz


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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