
雨の新宿、思ったよりデモの人数は少なかったです。まあね、何したって権力を持っている者はごり押ししてくるだろうと思ったけど、何もしないのもしゃくだしね。デモなんてしたってなんにもならねえよ、とか、自己満足に過ぎないね、なんて言う人も大勢いるでしょうけどね。でもじゃあ何をすればいいんだ? 「どうせ」という言葉で始まるシニシズム(冷笑主義)には絶対に陥りたくないと思ったわけ。そして結局大飯原発再起動ということになりました。
ただねぇ。新宿のど真ん中を歩いたわけだけどね、デモをする人と、それを眺める人との距離がなんとも居心地が悪いんだなぁ。どう言えば良いんだろう。むしろ、大声で「うるせえんだよ」とデモ隊に向かって怒鳴っていた男性のほうが、まだ同じ土俵に立てそうな気がしたなぁ。
そういえば途中で見るからに右翼の街宣車という感じの黒いバンが近づいてきて、みんな何となく緊張したんだけど、掲げている看板をみたら「反原発・右派」と書いてあって、しかも窓から手を振っていた。あんなのもあるのね。参加者は多くが僕と同じように一人で来ているようで、デモが止まると、手持ちぶさた気味に腕を組んで宙をにらんでいたり、携帯をもてあそんだりしていて、シュプレヒコールの声も小さい。僕は昔見た大島渚の映画のなかで沈黙しているデモ隊の記憶があったので、ほとんど黙って歩いていた。結局動員されていないから、人数的にはあんなものなのでしょう。1000人ぐらいかねぇ?警備の警官のほうが多かったかもしれません。
7/2、15:17 追記 ニュースによると参加者は4000人だそうです。なんとなく前と後ろを見渡して、1000人ぐらいかな、と思ったんですけどね。すいません。

この人は原発反対のディスクホイール自転車で現れるご老人、すでに有名な方のようです。ブログに載せる許可を取って写真撮らせてもらいました。
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