マルティンのブログ、ここも更新が早いです。例によって、多少の意訳誤訳はご勘弁願って、ロボット警官ふうに、ちょっと堅めの言葉遣いでご紹介しましょう 笑)
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なぜ、よりにもよってわたしがこんな小さなガラスの破片を踏み、わたしより前にスタートした180人は踏まなかったのか。これは自転車の神様にしか分からない。この神様は今日のプロローグでわたしに味方してくれなかった。大変失望している。プロローグで今日ほど調子が良いと感じたことはこれまでなかった。通常、こうしたコーナーの多い短いTTはわたし向きではない。しかし今日の中間計測と、自転車を交換している間のロスタイムを勘案すれば、わたしが勝ってもおかしくなかったはずだ。だが自転車競技とはこういうものなのだ。これでわたしの今シーズンの不運を使い果たしたと考えよう。そしてこうも言いたい、ロンドンのオリンピックのTTでパンクするよりはツールのプロローグでパンクするほうがましだ、と。レース後にチームのメカニックがタイヤをすぐに調べ、小さな穴とガラスの破片が突き刺さっているのを見つけた。こんなトラブルに対して対処できる者はいない。ロータリーを走っていて傾いたときに後輪が滑った。最初に考えたのは油か砂の上を走ったのだろうということだった。しかし踏み込んでスピードを上げようとして、すぐにパンクだと分かった。一気に闘争心が失せ、同時に怒りがこみ上げてきたがすぐに、何をすべきかを考えた。いつもそうだが、今回もこんな最悪のケースを想定はしていなかった。自転車交換を決めるまで2,3秒逡巡した。幸いメカニックがすぐに準備して自転車を渡してくれた。そしてわたしは再び全力を出した。モチベーションの点ではそう簡単ではなかったが。勝利の可能性がなくなったことはわかった。しかし、次の長いTTでマイヨ・ジョーヌを獲得する可能性もあるから、と思ってゴールまでのタイムロスを最小限にしようとしたのだ。
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どうかなぁ、あのまま行ってカンチェラーラを越えられたかどうかは自転車の神様にしか分かりませんね。
さて、今日はどうなるでしょう。キッテルがタイムアウトにならなければ良いんですけど。。。 笑)
追記(14:45) これから新宿のデモ、ツール・ド・フランスのイエローTシャツで参加するぜい 笑)
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