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フレーリンガーのブログとゲシュケの話、LBL

2012.04.24.09:40

アルゴス・シマノ、ツールにつづき、ブエルタにも出場決定ですね。去年に続いての参戦。さて、そうなると気になるのがツールとブエルタの出場選手。むろん両方出る選手もいるでしょうけど、土井選手とかゲシュケとかはどっちか片方のような気がします。

ゲシュケと言えば、rsn にレース後のインタビューが載っています。

ゲシュケの話。「ウチのチームはなんとしてでも、誰かを逃げにのせたかった。だからみんなでほとんどすべてのアタックに反応したんだ。逃げにのれた僕は運と足に恵まれた。僕にとってはパーフェクトだった。山岳ポイントはすべて取ったし、このまま山岳賞を獲得してレースを終えることができたらよかったんだけど。。。何が起こったかはよく分からないんだ。突然前輪が滑ったんだよ。砂が浮いてたか、オイルが流れてたか。。。スピードオーバーはあり得ない。カーブは安全策をとっていたからね。しばらくして走り出したけど、もうみんな行っちゃったからね。つぎの補給ポイントまで走って、そこで自転車を降りた。頭がかなり痛かったし右肩も痛かった。こうなったら、LBLみたいなレースはどうやったって完走できっこないからね。残念だよ。LBLは大好きなレースだし、完走すれば山岳賞の表彰台に登れるのは確実だったんだから。あの落車のおかげで全部パァだ。でも骨折しなかったし、目の上を切っただけだから、また明日から練習だ。」

LBLには山岳賞があります。今回はピエール・ロランが10ポイントで獲得していますが、逃げている間、ゲシュケが常に峠をトップ通過していたんですね。あのまま落車がなければ、あの集団はラスト20キロまで逃げ続けたから、完走はできた確率が高いですね。おしかったなぁ。

さて、フレーリンガーのブログです。

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毎年、ベルギーのアルデンヌ地方を走るレースで春のクラシックシーズンがおわる。パリ~ルーベと並んでLBLはおそらくシーズンで最もハードなワンデーレースだ。
常に登ったり下ったりが続くし、ベルギーのアスファルトは良い道だとは、とても言えない。昨日はその上、移り気な4月の天気だった。とても冷たい風と、日が照るかと思うと雲が出てきたり、あられが降ったり雨が降ったりして、体力が奪われていった。
ぼくらの最初の目標は逃げのグループに誰かを送り込むことだった。アタック合戦は1時間ぐらい続いた。チームとしても非常にうまく機能して、やっとジーモン・ゲシュケが逃げに加われた。残念ながら彼はコート・デュ・ヴァンヌの下りで落車して、早めに脱落してしまったけど。僕自身は最後から三つ目の登りまで先頭集団にいることができた。集団のおおよそ半分が、有名な「ラ・ルドゥート」の登り口までまとまっていた。この3年、僕はいつもここで引き離されてしまっていた。そして昨日も同じだった。集団はばらばらになり、新たにたくさんのグループに分かれた。このレースのエース格のアレクサンドル・ジェニエも先頭集団について行けなかった。
7時間走り、リエージュのゴールになんとか到着、完走した。

大クラシックの後、まだぼくにはドイツの「5月1日のクラシック」がフランクフルトである。今年も、このレースが僕の今シーズンの前半の締めくくりになる。

じゃあ、またそのとき。

ヨハネス
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最後のドイツのクラシックと言っているのは「エシュボルン~フランクフルト」ですね。去年はデーゲンコルプとキッテルのワンツー。一昨年はヴェークマンが優勝でした。例年5月1日に行われるレースで、ワールド・ツアーレースに入るためには日曜開催にしなさいとUCIに言われたのですが、伝統的に5月1日に開いてきたから、と断って、おかげでハンブルクのサイクラシックスがワールド・ツアーに選ばれたのでした。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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