うーん、カンチェラーラ

、自分で切り開いていくっていう戦術的な面でも、力の面でも、何より他の選手に文句を言わない潔さも、なんとも魅力的な選手です。次のフランドルでは是非勝ってほしいですね。あのアタック(というかスピードアップ)には興奮しました。ただ、サガン

も連れてっちゃったからなあ。
カンチェラーラのアタックって一瞬のスピードの切れ味で逃げるのではなく、スピードをじわじわと上げてそのスピードを維持して後ろをちぎっていくっていうやり方で、ものの本で読んだところでは昔の名選手ヘンニー・コイペル

も、そういうタイプだったそうですけどね。
一方のデーゲンコルプ

、後ろの集団から意を決して抜け出したけど、ちょっと時遅し。勇気のあるところは見せましたが、駄目でした。
そういえば、ゴール1キロ強前でお久しぶりのクネース

が陽動作戦に出ましたね。元ミルラムとしてはがんばってほしいところですが、スカイだと制約が多そう。アシストに徹するしかないでしょうね。
ボーネン

はこのところあまりパッとせず、もうボーネンの時代は終わったな、と思ったらE3ハレルベケとヘント~ヴェフェルヘムの二連勝。復活したようです。まあ、ツィオレク

とステーフマンス

がずっと牽いていたし、オメガ・ファーマがチームとしては一番働いていたし、ボーネンの優勝は納得できるものでした。
というわけで、こちらは一日遅れのフレーリンガー

。
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ステージ6
2012, 3/24
今日もまたかなり大変だった。もちろんアタック合戦は昨日の半分程度の長さですんだんだけど。逃げたのは3人だけ。集団のあまり多くないスプリンターたちとそのチームがステージ優勝のチャンスだと思ったのは間違いない。
今日のステージは警察のバイクの重大事故で暗かった。この事故でレースが中断された。けがをした警官がヘリコプターで病院へ移送される間、30分ほどだったか、車両はすべてストップさせられた。警官の状態については詳しいことはわからないけど、命に別状はないようだ。
でも、それが終わったら、レースはそんなことに関係なく進んだ。ウチのチームはユキ・土井のアシストをして、彼が何とか集団スプリントの上位で走れるようにした。最後の数キロはぼくはずっと彼と一緒だった。残念なことに、ゴール2キロ手前で彼が離れてしまって、上位入賞は果たせなかったけど。
このステージ、遅めのアタックでサミュエル・サンチェス

が勝った。
じゃあ。
ヨハネス
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というわけで、このステージ結果的にはフレーリンガーと土井選手がメイン集団の中29位と30位で並んでゴールしてます。土井選手のツィッターでもフレーリンガーの書いているのと同じようなことが出ていて、残念がっていますね。バイク警官の事故もニュースになっていないので、大したことにはなっていないのでしょう。
土井選手のツィートへYouTubeで見ると、勝ったS・サンチェスはラスト2キロでアタック、逃げ切りで、これまた凄い勝ち方でした。
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