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フレーリンガーのブログ、カタロニア 6

2012.03.26.10:16

うーん、カンチェラーラ、自分で切り開いていくっていう戦術的な面でも、力の面でも、何より他の選手に文句を言わない潔さも、なんとも魅力的な選手です。次のフランドルでは是非勝ってほしいですね。あのアタック(というかスピードアップ)には興奮しました。ただ、サガンも連れてっちゃったからなあ。

カンチェラーラのアタックって一瞬のスピードの切れ味で逃げるのではなく、スピードをじわじわと上げてそのスピードを維持して後ろをちぎっていくっていうやり方で、ものの本で読んだところでは昔の名選手ヘンニー・コイペルも、そういうタイプだったそうですけどね。

一方のデーゲンコルプ、後ろの集団から意を決して抜け出したけど、ちょっと時遅し。勇気のあるところは見せましたが、駄目でした。

そういえば、ゴール1キロ強前でお久しぶりのクネースが陽動作戦に出ましたね。元ミルラムとしてはがんばってほしいところですが、スカイだと制約が多そう。アシストに徹するしかないでしょうね。

ボーネンはこのところあまりパッとせず、もうボーネンの時代は終わったな、と思ったらE3ハレルベケとヘント~ヴェフェルヘムの二連勝。復活したようです。まあ、ツィオレクとステーフマンスがずっと牽いていたし、オメガ・ファーマがチームとしては一番働いていたし、ボーネンの優勝は納得できるものでした。

というわけで、こちらは一日遅れのフレーリンガー

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ステージ6

2012, 3/24
今日もまたかなり大変だった。もちろんアタック合戦は昨日の半分程度の長さですんだんだけど。逃げたのは3人だけ。集団のあまり多くないスプリンターたちとそのチームがステージ優勝のチャンスだと思ったのは間違いない。

今日のステージは警察のバイクの重大事故で暗かった。この事故でレースが中断された。けがをした警官がヘリコプターで病院へ移送される間、30分ほどだったか、車両はすべてストップさせられた。警官の状態については詳しいことはわからないけど、命に別状はないようだ。

でも、それが終わったら、レースはそんなことに関係なく進んだ。ウチのチームはユキ・土井のアシストをして、彼が何とか集団スプリントの上位で走れるようにした。最後の数キロはぼくはずっと彼と一緒だった。残念なことに、ゴール2キロ手前で彼が離れてしまって、上位入賞は果たせなかったけど。

このステージ、遅めのアタックでサミュエル・サンチェスが勝った。

じゃあ。

ヨハネス
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というわけで、このステージ結果的にはフレーリンガーと土井選手がメイン集団の中29位と30位で並んでゴールしてます。土井選手のツィッターでもフレーリンガーの書いているのと同じようなことが出ていて、残念がっていますね。バイク警官の事故もニュースになっていないので、大したことにはなっていないのでしょう。

土井選手のツィートへ

YouTubeで見ると、勝ったS・サンチェスはラスト2キロでアタック、逃げ切りで、これまた凄い勝ち方でした。


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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