我が家は最寄り駅から2キロほど離れているので、駅までは自転車で出ます。そのためにかつて草レースで9位になったこともある 笑)栄光のクロモリロードがマンションの駐輪場に雨ざらしになっています。

だいぶ錆だらけになってしまいました。しかし、なんとチューブラー。雨ざらしなので一年に二回ぐらいはタイヤを張り替えないとだめです。フレームは青に黄色の胴抜きに SPRENDORとあるのですが、わかるでしょうか?モデルはこの自転車。

1984年の世界チャンピオン、クリケリオンのチーム、ヒタチ・スプレンドールの自転車です。本物はフォークが銀メッキでした。これ実際はア●ンダさんのフレームを塗り替えたんです。水色に黄色の胴抜きを指定して、後から適当なレタリングシートを買ってきてちまちまと自分で貼ったんですね。当時同じ草レースチームにいた芸大生の言うことには銀座の伊東屋へ行けば絶対に同じロゴのシートがあるとのことだったんですが、面倒くさいって、手近なやつで済ませてしまい、「アンコウは徹底性が欠けている」とか「最後の詰めが甘い」とみんなのブーイング。はては「大人の遊びはどこまで徹底的にやるかだ!」なんてワークショップモンキー店主(こだわり王)に説教まで食らって 笑) まあ、いつでも、何に対しても、わたしのこだわりはそんな程度なんですね 笑)
ペダルはカンパのスーパーレジェッロ。リアディレイラーとブレーキ本体はサンツアーのシュパーブプロ。正直、雨ざらしになってすでに5年以上たちますが、それでも骨董ロードのデ・ローザに付いているカンパの50周年よりもずっとしっかりチェンジするし、ブレーキの効きもずっといいですね。ブレーキレバーはモドロのマスタープロってやつ。ブレーキ本体もそれだったんだけど、なにしろ止まらない(雨の日なんかまるで止まらなかったですね)のでやめました。さらに前ディレーラーなんかザックス・ユーレーです。ようするに手持ちのありあわせですな。
まあ、これで以前にご紹介したヒタチのマイヨとかセーターを着て、ロジェッリのカスクをかぶると、うーん、気分は完全にクリケリオンだったんですがね。むろん今はもうそんなことしませんよ。ただのお買い物自転車になってしまいました。
いつだか市川選手にお会いしたときに、この自転車を見た市川さんが、「おお、スプレンドールだぁ、日本にもあるんだぁ、あれ?このスプレンドール作りがずいぶんきれいだなぁ」と言ってました。本物はかなりがさつな作りだった模様。そもそも、スプレンドールっていう銘柄の自転車があったのかどうかも不明。
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