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買い物用駅までロード

2012.02.14.09:05

我が家は最寄り駅から2キロほど離れているので、駅までは自転車で出ます。そのためにかつて草レースで9位になったこともある 笑)栄光のクロモリロードがマンションの駐輪場に雨ざらしになっています。
DSCF6727_convert_20120211121759.jpg

だいぶ錆だらけになってしまいました。しかし、なんとチューブラー。雨ざらしなので一年に二回ぐらいはタイヤを張り替えないとだめです。フレームは青に黄色の胴抜きに SPRENDORとあるのですが、わかるでしょうか?モデルはこの自転車。
DSCF4742_convert_20100301143204.jpg

1984年の世界チャンピオン、クリケリオンのチーム、ヒタチ・スプレンドールの自転車です。本物はフォークが銀メッキでした。これ実際はア●ンダさんのフレームを塗り替えたんです。水色に黄色の胴抜きを指定して、後から適当なレタリングシートを買ってきてちまちまと自分で貼ったんですね。当時同じ草レースチームにいた芸大生の言うことには銀座の伊東屋へ行けば絶対に同じロゴのシートがあるとのことだったんですが、面倒くさいって、手近なやつで済ませてしまい、「アンコウは徹底性が欠けている」とか「最後の詰めが甘い」とみんなのブーイング。はては「大人の遊びはどこまで徹底的にやるかだ!」なんてワークショップモンキー店主(こだわり王)に説教まで食らって 笑) まあ、いつでも、何に対しても、わたしのこだわりはそんな程度なんですね 笑)

ペダルはカンパのスーパーレジェッロ。リアディレイラーとブレーキ本体はサンツアーのシュパーブプロ。正直、雨ざらしになってすでに5年以上たちますが、それでも骨董ロードのデ・ローザに付いているカンパの50周年よりもずっとしっかりチェンジするし、ブレーキの効きもずっといいですね。ブレーキレバーはモドロのマスタープロってやつ。ブレーキ本体もそれだったんだけど、なにしろ止まらない(雨の日なんかまるで止まらなかったですね)のでやめました。さらに前ディレーラーなんかザックス・ユーレーです。ようするに手持ちのありあわせですな。

まあ、これで以前にご紹介したヒタチのマイヨとかセーターを着て、ロジェッリのカスクをかぶると、うーん、気分は完全にクリケリオンだったんですがね。むろん今はもうそんなことしませんよ。ただのお買い物自転車になってしまいました。

いつだか市川選手にお会いしたときに、この自転車を見た市川さんが、「おお、スプレンドールだぁ、日本にもあるんだぁ、あれ?このスプレンドール作りがずいぶんきれいだなぁ」と言ってました。本物はかなりがさつな作りだった模様。そもそも、スプレンドールっていう銘柄の自転車があったのかどうかも不明。


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comment

アンコウ
だから、「メレンコリア I」だってば 笑) アルトドルファーは特に大昔のバッハのカンタータ選集のレコードジャケットで知った画家です。そう考えると、絵画への関心は、僕の場合間違いなくレコードジャケットからだな。うーん、あの額からモノリスねぇ。。。
2012.02.27 07:50
CYPRESS
ブログ主殿は北方ルネッサンスがお好みなので、デューラーを思い出しました。
そしてデューラーと言えば、有名な、また奇跡の様な保存状態の良さの水彩『野ウサギ』。
あのウサチャンの瞳に写り込んでいる窓までデューラーが描いてる事をブログ主殿も御存知のことと。
あれ程の描写力と写実力を持っていたデューラーが存命なら"SPLENDOR"を雑誌の写真を見ながら全部手描きで描いちゃうんだろうなぁと思い、それから『メランコリア』へと考えが飛んで行ったわけです。

因みにアルブレヒトつながりでアルトドルファーの話を一つ。
私が心奪われた最初の絵は小学校低学年の時に見たアルブレヒト・アルトドルファーの『アレクサンドロス大王のイッソスの戦い』。
後年、クーブリックの『2001年宇宙の旅』を観た時、例の一枚岩の元になったのはこの絵の上の方に描いてある額だなと直感。
早い話があの額のイメージをパクッたと愚考してます。
この絵は下の方に描き込んである大軍勢より空に浮かんでる額の方が強烈な力で視線を惹き付けます。クーブリックもクラークの小説を読んでこの絵を思い出したんじゃないでしょうか?
この絵に興味が有る方はウィキのアルトドルファーの所に載ってるので行ってみて下さい。
2012.02.25 23:39
アンコウ
うーん、つながりがわかりまへん。しかもあれは「メランコリア」ではなく「メレンコリア I 」です 笑)
2012.02.21 00:13
CYPRESS
では、アルブレヒト・デューラーの『メランコリア』の細~い線が何本有るかとか(笑)。
2012.02.20 23:02
アンコウ
だから、この話題、僕にはレベル高すぎだってば。
2012.02.20 21:11
CYPRESS
arturoさんが紹介した「クラシックロードアルバム」を見ても、
イマイチ徹底しておりませんな。
とくにスーパーレコードのヘッド小物の初期型の薄いヤツを付けてるのが1台も有りません。
代わりにレコードの鉄ヘッドで誤魔化したなと思わせるのが殆ど。
まぁ、こんなもんですよ。
2012.02.18 17:55

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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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