(2012/2/1、16:00 追記。うーん、この話題、日本のニュースでも出てきてますね。しかし遅いよ。それにこのUV血液治療について調べてないみたいだし。これじゃあ、ドイツで新たな血液ドーピングが蔓延しているみたいじゃないの。というわけで、UVと血液とドーピングでここにたどり着いた方へ。この記事は続報です。一つ前の下の記事からお読みいただけるとうれしいです。)
rsn) マルセル・キッテルの話。「とても悲しく、ほんとにガッカリした。悪夢だったよ。今はどうすればいいのか難しい気分だ。チームの素早い対応【キッテルもグレッチュも普通にレースに参加すると表明】が支えになったけど、でも辛い思いをした。僕の名前が挙げられ、いつでもそのニュースと結びつけられたんだ。当時18歳で、それが間違ったことだとは全く思わなかった。エアフルトでトレーニングしていて、病気になったら行くよう指定された医者のところへ行ったということだよ。そしてフランケ医師が感染症治療に効果があるUV血液治療を勧めてくれたんだ。僕は彼を信頼していた。この治療を数回受け、ドーピングではないね、と念を押したけど、彼はドーピングではないと請け合ってくれた。受けたのは2008年でそれ以降は受けてない。」
まあ、昨日も書いたように、2011年以前は禁止規定がなかったわけですからね。禁止規定がないのを良いことに薬物摂取だと、たちが悪いけど、この時点ではフランケ医師が言うとおり、ドーピングじゃなかったわけで、問題ないし、ただのマスコミのセンセーショナリズムに過ぎないような気がしますね。いや、わたしがプロジェクト1t4iを応援しているからっていうだけでなく、普通に考えて、ちょっとマスコミの過剰反応だと思います。
と書いたところで、rsn に新たなニュース。WADA(世界アンチドーピング機構)のコメントです。キッテルとグレッチュがうけたUV血液治療は2011年1月からはアンチドーピング規定の禁止項目に入ったけど、それ以前の話だから問題なしってことのようです。チームの上記のコメント【予定通りレースに出場する】にもOKを出したそうです。
そもそもUV血液治療が運動能力向上のためには何の役にも立たないと専門家も言っているようだし、要するに、血液がらみでのドーピングをさせないために血液がらみの治療は一律禁止にしたわけで、法律的に見ても、倫理的に見ても、なんにも問題ないでしょう。
というわけで、プロジェクト1t4iのサイトがやっとできましたね。右側のリンクのところに付け加えておきます。
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