(rsn) 戦前戦中にかけて活躍し、ツールで2勝、ジロで3勝したジーノ・バルタリが、戦時中、迫害されていたユダヤ人を助けたことは、一部で知られていますが、このたび、ホロコースト博物館から、危険を冒してユダヤ人を守った非ユダヤ人に与えられる「諸国民の中の正義の人」という称号を与えられました。
この称号は、日本ではリトアニア領事で、ユダヤ人にビザを発行したことで有名な杉原千畝ももらっているそうです。
rsn の記事によると、バルタリは、偽造用パスポートのための写真と証明書を、380キロの距離をトレーニングと偽って、自転車のフレームとサドルの中(?)に隠して運んだとのこと。生前は自らはこのエピソードについてほとんど語らなかったそうですが、これによって強制収容所へ送られるはずだった800人のユダヤ人が救われたそうです。
日本ではコッピのかっこうよさに対して、バルタリって泥臭い感じで、なんとなくコッピの敵役、悪役、っていうイメージが強いようですがね。
バルタリについて興味を持たれた方は、以前書いたこちらの記事もどうぞ。
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