だいぶ前に、来年から旧スキル・シマノで走るデーゲンコルプのサイトが更新されていました。日本でも紹介してもいい?ってメールを送ったんだけど、なしのつぶてだったので、躊躇していたんですが、まあ、だめとは言われなかったので良いでしょう。こう考えるとフレーリンガーとヴェークマンはきちんと紹介オッケーのメールをくれたのは、希な例だったんですかね。
というわけでデーゲンコルプは10月前半にシーズンオフ入り、タイへ旅行していたようです。フランクフルトのレースの時にTVに出ていた彼女と一緒だったのかな?
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再びゆっくりと負荷をかけ始めている
12月1日
高い心拍数、ゆるんだ筋肉、ジュニアの最初の年みたいなスピード。シーズンオフの後、トレーニングに戻ってくると、毎年驚かされる。お尻の肉も最初の数キロでとんでもなく痛い。細いサドルにまた慣れなければならない。ひょっとして、僕は自転車選手として最初の長いシーズンオフのせいで、精神的にも肉体的にもこれまでにないぐらい弛緩しちゃったのかもしれない。プロになる前はシーズンオフはいつでも警官としての職業訓練と勉強をしていた。今回初めて遠くまで旅行することができた。すでに以前報告したように、タイで元気に過ごしてきたんだ。
でも徐々にぼくは自分が自転車選手だという気がしている。二週間のトレーニングの後、ペダルを踏む力は戻ってきているし、心拍数も激しく走った後すぐに再び回復するようになっている。その原因はきっとシーズンオフに入る前、体調がよく、調子もよかったからなんだろう。なによりブエルタでうまく走れた。だから来年の最初のレースもうまく走れると良いけどね。
でもそれまではまだまだ先が長い。今ようやく最初のトレーニング期間だ。幸いにしてこのシーズンにしてはびっくりするほど天気が良い。11月は観測史上もっとも湿度が低かった。お百姓さんはむろんうれしくなかっただろうね。でも僕は計画通りに基礎的な距離をかせげた。足の負荷ももちろんかけて行かなくちゃならない。最初のマクシマルテストでは300キログラムだった。この重さで練習プログラムでの負荷がきめられるんだ。足はぱんぱんさ。でも無からは何も生まれないからね。よく言われるように、自転車選手は冬に作られるんだ。
次の火曜日までは故郷のエアフルトにいて、それから金曜日まではチームミーティングが行われるアペルドールンへ行く。それから土曜にカリフォルニアのサンディエゴへ飛行機で。そこでぼくらは風洞でテストをする。カリフォルニアが楽しみだ。僕は読者のみんなに自転車選手にとって最大の敵のひとつ、つまり風との戦いについて報告することができると思う。そのときまで、またね。
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うーん、300キログラムって踏力ですかね?? この数値の意味はよく分かりません。今頃ちょうどサンディエゴで風洞実験などをこなしているのでしょうか?
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