スイスの雑誌リリュストルがヴィノクロフ

の
2010年のリエージュ・バストーニュ・リエージュの勝利は10万ユーロで2位になったコロブニェフ

から買ったものだ、と派手に批判しました。例によって radsport-news の記事に基づいています。
このときのヴィノクロフはドーピングによる出場停止が解けてすぐの勝利で、いろいろ言われたレースでした。レース後はブーイングの音がずいぶんうるさかったような記憶があります。
雑誌は二人の取引疑惑を確認させるメールがあると主張。レースの翌日にコロブニェフがヴィノクロフに自分の口座番号を伝え、「俺にとって大チャンスだったってことを忘れてもらっちゃ困る。これがよい決断だったかはわからん。」と書いてあるそうです。UCIもこの件については調査すると言っているようです。
しかしこれに対してヴィノクロフの反論もかなり説得力があります。ヴィノは11月末にカザフスタンの与党「輝く祖国」(なんか怪しげな党名ですね 笑)で、次期選挙に出馬することを表明したんですね。その直後のスキャンダルですから、ある意味で反対派の謀略ということは考えられることです。それから、記事が出る直前に、すでにヴィノクロフは自分のパソコンがハッキングされていると言っていたようで、信憑性以前に信義に反する(どころか犯罪的とも言えそう??)記事だということは間違いなさそうです。
メールの内容についても、ヴィノクロフはこれまでもいろんな選手にお金を貸してきたことは何度もあったんだと言ってます。つまり、勝利を譲ってもらった見返りではないということでしょうか。ただ、このメールがガセだというわけではなさそう。
個人的にはロードレースで一番感動したレースの一つに、以前書いたかもしれないけど、ヴィノの単独追い上げ、ゴール前うっちゃり勝ちっていう昔のブエルタのステージがあるのでねぇ。。。
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