やれやれ、今日もまたインタビューですわい 笑) しかしヴェークマン

ですから、ちょっとやり過ごすわけには行きません。例によって意訳誤訳は勘弁ね。
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rsn :ガーミンへの移籍はどうやってきまったのですか?
ヴェークマン:ラディオ・シャック・ニッサンへ移れないことがはっきりしたとき、すぐにガーミンの事を考えたんだ。このチームはとてもプロフェッショナルだし、クリアー

とハウスラー


がいて、いわば1.5人のドイツ人選手がいたからね。僕たち選手って普段からよく話していて、だからガーミンに僕が向いていることは知っていた。僕にとって重要なのは、チームがどういう風に選手たちと連携していくのか、僕はどのレースに出られるのかっていうことだった。監督のジョナサン・ヴォータースと話してみて、すぐに話がついたんだ。
rsn :ほかにも話が合ったと思うのですが?たとえば、かつてのゲロルシュタイナーの監督ハンス・ミヒャエル・ホルツァーが指揮するカチューシャとか。
ヴェークマン:確かにそれも選択肢の一つだった。僕は4チームとオファーをもらったり話をしたりした。むろんホルツァーともね。決断は難しかったけど、でもガーミンに決まってとても満足している。ワールドクラスのチームだしね。
rsn :一年契約でしたね。なぜでしょう?
ヴェークマン:むろん2年契約はもっと安心だっただろうね。でもシーズンももう終わりだし、すべてがスムーズに進まなければならなかったからね。お互いに意見が合うことが大切だったんだよ。
rsn :ラディオ・シャック・ニッサンに残れなかったのはショックだった?
ヴェークマン:まず言っておきたいのは、こういう合併は自転車競技だけでなく経済の社会ではいつでもあることだよね。だから話は簡単だよ。二つのチームが一緒になれば60人の選手を抱えることになり、30人の選手はどこか他へ移らなければならなくなる。チームの上層部と話して、ぼくは他のチームへ移ることを決めたんだ。それがいい解決方法だと思ったんだよ。だからガッカリなんかしなかったよ。
rsn :自転車選手としては今年は失望の年だった?
ヴェークマン:失望の年って事はないね。シーズン全体をうまく過ごせたし。たしかに一勝もできなかったけど、上位の結果はいくつも残したよ。春は、僕はクラシックではシュレック兄弟

のアシストをしなければならなかったから、結果は残せなかった。でも、GPインドゥラインでは3位になった。夏の休養の後もおおむね良い結果だった。
rsn :チームも自転車競技も、ヴァウテル・ヴェイラント

がジロで死亡したことで大揺れでした。彼はあなたのルームメイトでしたね。どうやってこの恐ろしい事故を乗り越えることができたのでしょう?
ヴェークマン:ものすごいショックだったし、精神のバランスも崩れた。こんな事はもう二度とごめんだ。この出来事を乗り越えるのに2ヶ月かかった。友人たちとも繰り返し話し合った。ヴァウテルの奥さんも、僕の妻とほとんど同じ時期に妊娠したんだ。これはもうやりきれない思いだったよ。普通なら落車してもまた立ち上がってさらに走り続けるものなんだ。でもヴァウテルの落車は時として僕らは死のすぐそばにいるって事を思い出させてくれた。。。むろんのその後でも自転車に乗ることに不安は感じなかった。チームはもうジロを走り続けることはできなかったけど。ただね。どこにいたって、どんなときだって、死ぬような事故は起こりえるんだ。
rsn :来シーズンに向けて計画は?
ヴェークマン:僕はアルデンヌのクラシックで重要な役割を担いたいんだ。絶対的なエースというわけには行かないだろうけど、今年よりはずっと自由に走れると思っている。それからオリンピックも大きな目標だ。あのコースは言われているよりずっとシビアだと思う。3キロの山があるし、9周するんだから、2周しかしなかった試験レース【例の日本人が転かされて、カヴェンディッシュ

が勝ったやつですね 笑)】とは全く違うレースになると思う。それと秋にはファルケンブルフで世界戦がある。僕向きのコースだと思う。
rsn :レースの計画は?
ヴェークマン:日曜日から、コロラドのボールダーでチームミーティングがあり、そこで詳しくわかるだろう。でも、この数年とあまり変わらないと思う。たぶんマジョルカ・チャレンジで始まり、ツール・ド・バスクとクラシックになる。ぼくはバイエルン一周にまた出たいし、ツールにもメンバーに選ばれたいと思っている。まあ、そうならなくても、あまり変わったことにはならないと思うよ。
rsn :アメリカのチームは初めてですね。大きな変化を期待してますか?
ヴェークマン:むろんアメリカ人はメンタリティの面で僕らヨーロッパ人とは違う。その点では変化はあるだろう。でも、つきあい方はすでに知っている。土台にあるのはどのチームだって同じだよ。ガーミンでも自転車が新しく発明されるわけじゃないからね。
rsn :ドイツにワールドツアーチームは存在しないので、多くの選手が仕方なく外国へ出て行ってます。これによってトップクラスのドイツのチームのチャンスがますます小さくなっていくような気がしませんか?
ヴェークマン:いいや、そうは思わないな。結局、ドイツのスポンサーに自転車競技に参入しようという気持ちがあるかどうかだよ。ポテンシャルとして強い選手はいる。今年だってそれを証明したよね。それから、オーストラリアは、長年自国のチームを持たなかったけど、強い選手は次々に出てきた。そしてそういう選手たちは外国のチームに所属したわけだよね。それがオーストラリアの自転車競技に有害に作用しなかっただろう?そして今度、グリーンエッジができて、オーストラリアのチームができたわけだからね。ドイツだって同じだよ。
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ご存じの通り、拙ブログで応援している選手の一人ヴェークマン。狙うのがアルデンヌ・クラシックですが、なにしろジルベール

もこれらのレースを狙ってますからね。直接の勝負になったら、なかなか勝てないでしょう。ヴェークマンとしてはジルベールをおいてきぼりにして、少人数で逃げて勝機をつかみたいところでしょうか。
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