毎年、春先になると友人たちがやってきて、我が家で手造りソーセージを作ります。もう10年ぐらい続いていますかね。一種のお祭り、春が来たぞっていうセレモニーみたいなもんです。ま、正直、労力と味を天秤に掛けると市販品を買った方が良いかも。タイトルに反して、自宅で作るのをお勧めはいたしません 笑)
まず、豚挽肉1キロに対して塩17グラム、砂糖適当、卵1コ、牛乳適当、氷水適当、その他好みのスパイスを放り込んで練ります。スパイスは今回はキャラウェイシード、タイム粉末、ナツメグ、ガーリックパウダーを入れました。まぁ、好みで何を入れてもいいでしょう。氷水を入れるのは練っていると手の温度で油が溶けてしまうのを避けるためです。ただ、冷たくて辛いです。できるだけ他人にやってもらいましょう 笑)

羊腸をソーセージメーカーのノズルにたぐりつけます。羊腸は大きな食材屋やネット通販で手に入れられますが、塩漬けのタイプを使うと、絡まって大変です。いろんなタイプが出ているので、ノズルにつけやすいタイプを探すことをお勧めします。今年、写真は撮らなかったのですが、この作業で大変な目に遭いました。
羊腸10メートルに対して豚の挽肉2キロぐらいです。挽肉は油が多めの方がおいしいので、安いもので大丈夫。
さて、練った挽肉をソーセージメーカーに詰めます。

このソーセージメーカーは値段も手頃で、使い勝手がいいですが、果たして年に何回ソーセージを作るかを考えてから購入しましょうね 笑)
ピストルのように引き金を引くと後ろのピストンがカチカチと肉を押し込み、ノズルの先から肉が出てきて、羊腸におもしろいように肉が詰まっていきます。
時々腸が破れて肉がはみ出したりしますが、そこは手造りですから適当にちぎったり縛ったりしておきましょう。肉が均等にうまく詰まるといいのですがなかなかうまくはいきません。でもいいんです。手造りですから作ることに意義があるんです 笑)

できたら適当にねじって(ねじり方にもコツがありますが、説明が面倒なので省略)ソーセージらしくして茹でますが、この時お湯の温度を70度から75度に保つのがポイントです。75度以上になると、油が流れてしまってパサパサのソーセージができます。また低すぎると殺菌できません。
是非小学校の理科の実験で使ったような温度計を買いましょう。東急ハ●ズなどで売ってます。安いです。
さて、だいたい10分ぐらい茹でたらオッケーです。

所々ねじり方が甘く、くびれているだけのものもありますが、いいんです、手造りですから作ることに意義があるんです 笑)このままでも良いのでしょうけど、フライパンに油を引かずに、少し炒めます。ここでもあまりやり過ぎると油が出てしまいパサパサになるので、あくまでもちょっと表面に焦げ目がつく程度。

できました。

形は不ぞろいですが、いいんです、手造りですから作ることに意義があるんです 笑)ささっ、粒マスタードなんぞを添えて、冷えないうちに召し上がれ。
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