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2011、ツール・ド・フランス、グリンゴ

2011.07.25.14:00

ニーアマンのツール日記がアップされるのを待っていたんですけど、どうも最終日はないようです。これまでも、ツール・ド・スイスのレース日記を書いたマルティンやパリ~ニースのネルツなど、最終日の日記がなかったことはよくあることでした。

というわけで、今回個人的にはグライペルという選手が印象に残りました。当初、ドイツ人選手をひいきする拙ブログですが、あまり関心がなかったんですが、今回、なかなか魅力的な選手だと思いました。

勝ったのはカヴェンディッシュの後ろについたステージだけでしたが、昨日のシャンゼリゼもそうですが、あれはわざとなのかなぁ、カヴェンディッシュとは違うラインで勝負したがっているように見えました。昨日もそうだし、これまでも何回かありましたが、最高速はカヴェンディッシュより上のように見えたし、HTC並とはいわないまでも、もう少しアシストが機能すれば、もう2,3勝できたように思いました。アシストにボス ゴスぐらいのスプリンターがいれば、あんなに早駆けしなくてもすむし、また、もう少し機敏なアシストがいればカヴェンディッシュの後ろの位置に入れただろうと思うんですが。もっともカヴェンディッシュの後ろに入れなかったのか、入らなかったのか?個人的には後者であれば、なかなか見上げたやつだわい、と言いたいところです。

というわけで、ホームページを見つけました。右のリンクのところに載せておきます。

世界中の自転車ファンへという宛先の絵はがきという体裁で、短いけど頻繁に何か書いてるようです。字体が手書きの風で文字が読みにくいのと、どうやらモロに方言を使っていたり、語呂合わせみたいなことをして意味不明だったり訳しようもないようなところもありますが。。。

ツールの期間は、「ぼくの初めてのフランスでの休暇」という表題で、短いけど毎日更新してたようです。最終日だけ、ちょっとだけ見てみましょう。紹介可か後ほどメールしてみます。ダメって言われたら、この先は消しますので。

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世界中の自転車ファンへ

ボンジュール、
すばらしい休暇もまもなく終わりだ。。。
カデルは実に印象的なやり方で、いかに闘争心を持ってゴールまで行くかを教えてくれた。おめでとう。ぼくが次のフランスでの休暇を計画するときには、これをぼくのお手本にしなければならない。オルヴォアール・パリ、オルヴォアール・ツール!
アンドレ
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印象が怖そうだし、あだ名もグリンゴなんて怪物みたいな響きだし、インタビューなんかもきっと吠えまくるんだろうなぁ、と思っていたら、結構気を遣ってしゃべってるみたいだし、外見と違ってちょっとインテリジェンスを感じました。


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comment

arturo
 そう、そっちがポイントなんですね。只の引責辞任、とか言う展開なら、なんだそうか、でオワリですが、、こうなっちゃうとね、、。(未確認情報なので、、こっちはガセと思いたい所、、。まあ、万一そうだったとしても、巧妙にやるだろうから、来年いきなり、公式書類にASOなんてプリントされてないとは思いますが、、、。あくまで、RCS-Sportのままで、その現RCSがティレーノを”乗っ取った”時もいきなりじゃあなかったしで!?。)
 ピンクの黄色化はないと思いますが、しかし、あそこは、既にパリニースの白を(伝統のある色。以前書きましたね、こっち関連は、、、、)黄色にしちゃったとこだから、ひょっとしてそれもアリ!?。
2011.08.15 16:12
アンコウ
うん、ゾメニャンのニュースは聞いてます。死亡事故もあったり、直前にコース変更もあったり、あげく、コンタドールのボロ勝ちではね。。。しかしASOが肩代わり?? すごいね。帝国主義的とでもいいましょうか。ジロのマリア・ローザも黄色くなっちゃうんでしょうか 笑)
2011.08.15 09:56
arturo
それと余談追加で、、当のオーストラリア人は、どうも、昨日メルボルンに”凱旋”帰国した模様ですね。テレビニュース(スポーツ)でやってました。空港に着いた模様を。明日、(つまり、今日?!)”凱旋”セレモニーがあるんじゃあ、、。まあ、過去、勝った選手の凱旋を報道するのは毎度の事でアリですが、、、。勿論、当たり前ですが、ランディスみたいに”一転”するケースもアリ、と言う事で、、。

  脱線の脱線で、先の彼から仕入れた話で、RCSは、プリュドンム(ASO)と”同期”になる、現ディレクター、ゾメニャンをクビにした!?で、今後ASOが、仕事の肩代わりする!?ような未確認!?情報でしたが、、、。
  仮にこの通りだと、ASOは以前ウニプブリックの株を買い占めている、と言う話を聞いた曖昧な記憶があるので、彼らASOの目指す物は、三大GTを”支配下”に収める、と言う事になりましょうか!?。(この場合、連動する形で、サンレモや、ロンバルディア、ひいてはティレーノまでが全て、”傘下”となりますが、、、、。
  仮にこうなると一大、極大オーガナイザーですから、食べ尽くした感じになりますよね。UCIより完全に力持っちゃって、状態で、後食う物と言ったら、フランドル位しか残んない!?。
  余り空想したくない話ですね。
  ヤレヤレ、、、、。
  
2011.08.12 19:14
arturo
いや、この彼の場合は、イタリア人平均として見るにはかなりムリがありそうです。直接エヴァンスとメシを食った事が2回あると言ってたし、(この場合、勿論サシで食った訳じゃあなく、まあ会食の感じ、かつ奥さんの絡み。まあ同郷人系で。)
 3kmと書きましたが、もうこの距離だと、彼の知り合いで、勿論新婦側で結婚式にも出た人も居るし、と言う距離でもありました。
 脱線余談ですが、当事者、彼女はサーラと言いますが、僕も面識があるので、女同士、これは信憑性は極めて高い、かつ、これに関しては、今回聞いた訳じゃあなく、もうとっくの前に聞いていましで、「エヴァンスはサーラの知り合いと一緒になった。サーラも式に出た」と言う感じで。
 そんなこんなで、イタリア人扱いと言うべきか?!、まあ、心理的な距離が近い、と見るべきかも!?。でも、「殆ど”イタリア人”みたいなもんだ。」とは言ってましたが、、。勿論、繰り返しますが、イタリア人が皆、そう思ってるとは99,9%思わないですけどね。

  グルノーブルの下馬評の件は、それなりに”公平”に見ていた、と言う気がしますが、、、話を聞く限り、、、。メディアは、この彼と同じじゃあないので、冷静と言うか結構覚めた目で天秤に掛けていたのかも!?。
2011.08.12 16:37
アンコウ
ふうん、イタリアでは結構公平に見ていたんでしょうかね?むろんマスコミが一般的なイタリア人の本音を語っているとは限らないけど。。。

>> それよりも(この彼自身、エヴァンスの奥さんと同郷人と言う事もあり、)率直な所、イタリア人が勝った事は嬉しい、下手をすると、バッソが勝ったとしてもより、良かったかも、、」

エヴァンスって奥さんがイタリア人だからイタリア人扱いってこと?
2011.08.12 09:55
arturo
上に書いてある、77年の件は、飛び火して、別スレッドで”50回”達成の手口に使ってしまいましたが、(あれ、違ったか!?。まあいいや。)
 ここでは、イタリアの評判、続編、と言う事で投稿します。
 例の”ブランヴィッラ”の友人と話をしましたが、彼曰く、エヴァンスの下馬評は(グルノーブルTT前。)RAI-TVのカッサーニも含めて、皆、これはオーストラリア人に分が有りだな。」と言う論調だった模様です。結果、(あの3分近い大差はさておくとしても、、、、)エヴァンスが逆転した事に関しては、想定外、と言うイメージは無かった模様です。
  それよりも(この彼自身、エヴァンスの奥さんと同郷人と言う事もあり、)率直な所、イタリア人が勝った事は嬉しい、下手をすると、バッソが勝ったとしてもより、良かったかも、、」と言ってました。一寸待てよ、バッソは同郷人どころか、同じ町内じゃんかよ!、状態に陥りましたが、、、。しかもジュニア時代、いやもっと前!から殻知っているのに、、、。(双方共に同じ町内で、実際3kmくらいしか離れていないのですが、まあ、”奥さん”の方は、これまた方角を換えて3kmレベルではあります、、、、、。以前書いたガッララーテの町、まあ要はどっちも近所となる。)

 しかし、これじゃあ、本当にイタリア人はオーストラリア人の肩を持つ!?。

  コンタドールに関しては、ヤクのイメージからボンバドール、と呼んでいるそうです。(このアダ名から、後は推して知るべし状態!?。勿論、彼も、「ヤツが勝たなくて良かった。」状態。)

  かなり蛇足ですが、補足します。
 (こっちに投稿しとけば、姑息な手段の一環とは見なされない!?。)
2011.08.12 00:47
arturo
ナルホド、そんな事も有りましたね。でもあの時は、アンクティルの話、それもボルドーパリだとか、そんな話になった、そんな記憶はありますが、あの時、77年の話になったとは思えないですね。
 じゃあ、勘違いか?!。
 とにかく、そんな訳で、77年の件は、まあ、後にツールを獲る、テブネが、その前のドーフィネで、イノーにやられた、と言う話で、(ここまではわざわざ言わなくても、予めご存知か?!)で、テブネ自身が、12秒差(だっけ?!)で、勝利を持っていかれて、ただ、持っていかれただけじゃあなくて、あの時のイノーについて、『コイツは一寸尋常じゃあないと思った、末恐ろしいヤツだと思った。』と言っていた事から、(ついては、一ヵ月後、もしツールでまた対峙させられたらどうなっていたか解らない。」と展開。

  しかしギマールは(解りきった質問件)「ドーフィネは1週間。ツールは3週間だ!。」「他に何を言えってんだ!。」と”明白”なセリフを浴びせられた、と言う話だったのですが、、、?。(思い出した?。「なんかいつか解らないけど、聞かされたような気がしてきた。」なんて事はない!?。
  僕がむしろ、思ったのは、(勿論、一人で勝手にそう思っているだけですが、、、。普遍度ゼロ。)あのドーフィネが歴史の主役がメルクスからイノーに代わった時なのかなあ~、」等と勝手に思っている次第。そっちの方をより話した気がしていますが、、、、。違ったかなあ~。
 (グルノーブルのステージだったか、若きイノーがスプリントでメルクスを刺してみせる。この二人がグランツールで顔を合わせる事はなかった、、。)脱線ついでに言った様な気がするのは、同様にアンクティルからメルクスは69年のパリニースかなあ、、、。(こっちは脱線の脱線なので、詳細は省略。)
 こんな話記憶にないですかねえ、、、、。
2011.07.27 20:49
アンコウ
Arturo さん、

77年はやった?記憶にありましぇん。ぼくがいない間にやったんじゃない?
2011.07.27 17:21
arturo
ナルホド了解しました。
 確認まで、高田馬場にて77年の話題はやりましたよね?。
2011.07.27 13:25
アンコウ(旧ヴァルデマール・シュトルンク)
Arturo さん、

ゴメンゴメン、ぼくが言いたかったメルクスは68年だわ。68年のドーピング騒動?ベルギーチームのボイコット?それ知らない。手元のツール・アンシクロペディで見ると、この年の出場メンバーに、ルクセンブルク・スイス合同チームでシュレックの父親ヨンニー・シュレックとか、後のラ・ヴィ・クレールの監督のパウル・ケヒリとかの名前が出てます。あ、オランダチームにはイェル・ネイダムの父ちゃんも。
2011.07.27 11:56
arturo
なるほど、アンコウ様敵には、やはり”大御所”と言えども、、、、ですね、、、。
  只、今頃書くと、、、ですが、テレグラフについては、彼に限らず、皆反応した(後の勝者も、反応しかりで、止めたのは、戦略じゃあなく、メカトラだったしで、それを差し引けば、と言う事になる。むしろ、兄貴シュレックは、あの時前線から後退させたのだから?ではありますけど、、、。)
 寄しくも、98年、先に書いたウルリッヒを粉砕したあのパンターニの攻撃も雨のあのガリビエだった。僕個人は、スペイン人の攻撃とあれとをダブらせてしまいますが、、、。

  77年の件は高田馬場でやったようなやらなかったような曖昧な記憶があるので、今回の投稿ではかなりはしょってますが、個人的には、これはアリだと思っています、、。まあ歴史にIFは禁物とはよく言われる事ですが、、、。(高田馬場でやってない場合はご指摘下さい。)

   67年は無いような気がします。その根拠としてその前のジロでは確か10位位だった、と言ういい加減な根拠によります。(この時のジロ、正の主役がジモンディ。負の主役がアンクティルでしたよね。かつメルクスとアンクティルの二人が揃った唯一のグランツールでしたよね。)
 但し、68年のツールならば、有った気がします。確か、この頃はドーピング騒動、”元年”の時期で、彼らベルギー勢は確信犯で、ボイコットしたんじゃあなかったでしたっけ?。ジロを獲った時は、ファエーマで、ツールはナショナルチームと言う図式でしたよね。(勿論、前年はプジョーチーム、そしてツールはナショナルチームと言う図式。)
 最後のTT,ヴァンスプリンゲルとヤンセン、この二人のいずれかが、”伏兵”メルクスを倒す事が出来るでしょうか?、みたいな展開になった!?。もしそうなってたら、いつだったか、サルコジが初めて直接見たツールと言ってましたが、尚更自慢したかも!?。(笑)サルコジは、その前のシラクがスモウ好きだったのに対抗して、自転車好きと言う事になており、かつアレックスサンジェーも3台所有している事になっている。(+笑)
 

   
2011.07.26 16:22
アンコウ
tannenbaum さん、

アゴの細いのがダメな tannenbaum さんとしては、グライペルはひょっとして好みのタイプ? 笑)

いや、カヴとわざと違うコースを選んでいたかどうかは知りません。あくまでぼくの印象です。

これまで日本のTVで放映されるようなレースではあまり出てこなかったし、スプリンターなので、あまり興味がなかったんですが、わたしも今後すこし注意してみようかなと思ってます。
2011.07.26 12:33
アンコウ
Arturo さん、

シュレックがコンタドールだけをマークしたのはエラーだったという論調は rsn でも出てましたけど、読んでて、うーん、結果知ってれば何でも言えるって印象を持ちました。

それと masciclismo でもシュレックのプロ意識欠如の話が出てましたね。しかしフレンクではなくアンディも酒飲みなんだ。親近感がわきました 笑)

77年のイノーはどうでしょうねぇ。67年のメルクスは?
2011.07.26 12:28
tannenbaum
こんにちは。グライペルですが、カヴェンディッシュとチーム内でどうこう、という話題がでるまでは「身体能力は人類最強」「見た目はごついけれども優しいいい奴」という話しか読んだことがなく、カヴとの件であれこれ発言したことから虚像みたいなのが独り歩きしていた感想があります。
移籍後も万全のシフトは敷いてもらえていないようでで苦労はあるようですが、やはりカヴへの対抗意識はすごいんでしょうね、カヴとわざわざ違うコースどりをしていたのですね、今後も注目です。
2011.07.26 08:30
arturo
どっちのコーナーに投稿すべきか、迷ったのですが、以下、TTに特化した内容とは言えず(総括した内容)、又自身の最後の投稿とも整合させるべきと考え、こっちに書き込みます。

  今日、月曜付けのレキップに、案の定アンディーに特化した記事も載っており、案の定、辛口のクリティックがなされていました。
  ちなみにこの記事を書いたのでは、かの、フォトジャーナリストの”友人”(世界3大自転車ジャーナリスト”大御所”で、登場したその一人。)、前にも投稿させて貰った、(パリ14区の自宅のサロンにアンクティルとメルクスのマシンがある)、Pブリュネールです。
  彼によれば、「彼は、今回、彼のヴァリューを見せる事になったが、しかし、又しても勝つ事は出来ない。勝てぬ理由がなぜか?。」で始まり。彼に対する評価を下していました。
  彼ブリュネールによれば、まず(そうとは一言も書いて居ないですが、、、、)彼、アンディは自転車競技者、チャンピオン足りえる資質に欠ける、となりましょうか?。勿論、ここではフィジカルではなく、精神面です。(ガス欠の話題にこだわっていた僕はどうなる!?。)幾つか、例を挙げていましたが、{「ビールを飲むのが好き、それも尋常ではない。」に始まり)その中でも、「彼は未だ、正面向いて、自身のメティエ、職業に向き合っていない。」の下りが象徴的でした。僕が勝手に想像するに、ファイティングスピリットの欠如、と言う事になるのか?。
 とにかく、パリ在住40年余のK林K三さんも、彼の仏語について、かつて僕に、あまりに文学的、表現はなめらかなんだけど、、、、ど言っていたので、これは正確に彼の文章の背後の含蓄を理解するのは僕の頭脳では至難の業ですが、、、。(勿論、その前提で読んでくれ、状態です。当然、とんでもない勘違いの恐れ少なからず、、、。)
 この”叱責”、これは(現状を招いた責任の一端、と言う意味!?。)ひいてはかつて、去年まで、彼のマネージャーだった、リースまでび、もしリースが07年(ジロ2位の時点)の時点で、彼の職業を理解(ここではリーダーと言う”職業”の理解。)させていたら、今頃はツールを獲っていた筈だ、とまで、、、。
  勿論、抽象論だけじゃあなくて、具体的な事も書いてあります。
 例えば、アンコウ様も触れていた、同僚の死から来る、トラウマ、(ダウンヒルが苦手になってしまったのを露呈。しかし1分09秒のロスは大きい。勿論登りに対する、TTのビハインドにも触れています。
  それと、具体論では、あの日現場に居たメルクスのコメントを引用して、テレグラフでのミス、(これはトマにもあてはまり、かつ、トマの場合はかなり致命傷になったですが、、、。トマの場合は、未だレース中にチームカー内で、同乗しているTVレポーターに、「あれは余りに手痛いミスだ。」と監督のアルヌーがリアルタイムに言っていた位で、、、。)コンタドールのアタックに過敏に反応してしまった。
 ここで一回脱線しますが、いつか書いたパンターニとの会話の件で、ウルリッヒ編が存在する旨、書きましたが、この中で関係する所だけ抜粋すると、「今回(97年)の勝利で、世間はウルリッヒとインドゥラインとを相似化させようとする向きがあるが、これは全く根本的に間違っている。」「ウルリッヒは、まだまだインドゥラインの域には達していない。」「(全盛期の)インドゥラインを倒すのはムリな相談と言う物だ。しかし、ウルリッヒは違う。インドゥラインはレースと言う物を正確無比に組み立てる事が出来る。まさに精密そのものだ。」「しかしウルリッヒはそれを知らない。(勿論97年当時)」と、、、。(つまりは「ヤツにはつけ込む隙が十分にある、と、会話は展開していく、、、。)
  ここで、元に戻りますが、メルクスの指摘は、これと通じる感じがしました。で、ブリュネールはそこで、過去2年の敵はコンタドールだった。しかし、テレグラフではもはや同じ状況ではない。しかし、彼には相変わらず、コンタドールしか見えていない。」と指摘していました。

 しかし、非難ばかり書いている訳ではなく、最後はギマールのコメント引用していました。『彼には未だ伸びしろがある。』と。
 ギマールと言えば、イノーの傍らにあった人物なので、これはこれで、、、と言う感じがしました。
 ギマールで脱線するなら、僕にとって彼は、77年、イノーをツールで使わなかった男、と言うイメージがあります。(未だ持って、僕は100%理解していない。)勿論、名目上は、言うまでもない理由がありますが。02年だったか、本人にこの事を尋ねた時も、『何を解りきった事聞きやがる!。』状態でしたから、、、。しかし77年、勝者だったテブネにも逆の質問をしたところ、(もしイノーがいたら?、)「余り考えたくないが、確かにキツイ物になっていただろう。(自身の勝利は確約できない。)」でした。
 しかし、彼、ギマールの手腕は評価せざるを得ないでしょうなあ。

  話をブリュネールに戻すと、このセリフで締めくくるからには、叱咤、と言う気持ちが或いはあるのかも知れない、、、、。触れませんでしたが、悪くばかり書いて居る訳でもないしで、、、、。
 
2011.07.26 02:47

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プロフィール

アンコウ

アンコウ
**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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