やれやれ、今日は私の54回目の誕生日で、忘れていたかったのですが、娘たちに思い出させられてしまいました。
さて、今日はちょっと古い写真から。
誰だかわかりますか?デカプリオ? いやいや、シャーリー・ゴォルという1958年にツール・ド・フランス、56年と59年にはジロ・ディ・イタリアにそれぞれ総合優勝した選手です。いやあ、ハンサムというか、かわゆいというか、かなりの美男子、というより美少年ですなぁ(私はそういう趣味はありませんぞ)
もう一枚、今度はちょっとわかりづらいかもしれませんが、ガラス越しです。映画の一シーンみたいでしょ?きっと女の子にもてただろうなぁ。通常ゴォルの写真は自転車に乗っているときのばかりで、たいていキャップを後ろ前にかぶり、口を半開きにしていて険しい顔をしているので、こんなアイドル系の顔立ちだとは気がつかないんですよね。「山岳の天使」というあだ名だったそうです。
天使というのは単に背中に羽が生えて飛べる = 山岳スペシャリストのゴォルも軽々山岳コースを上っていった これが理由で付いたあだ名かと思っていたんですが、泰西名画に描かれた天使像のようにかわいい顔立ちだったから付いたようですね。最近ではサボルデッリなんかが同様に天使のような顔立ちなんて言われていたみたいですが、いやいや、ゴォルのこの写真を比べたらね。。。
このゴォル、なにしろ勝ち方が派手だったので有名です。ジロでもツールでも、もうすぐ最終日という後半に、寒くて雨の降る山岳コースがあると、総合で15分以上の大差が付いているにもかかわらず、ドッカーンと大爆発してひっくり返しちゃったんですね。
1956年のジロの映像がユーチューブでふたつ見られますね。豪雨が最後のモンテボンドーネ峠ではみぞれから雪になったと言われています。
http://www.youtube.com/watch?v=8HMyWVitKE8 http://www.youtube.com/watch?v=43mbN8Bfjy0&NR=1 なお、写真は Peter Leissl, Die legendären Anstiege der Tour de France. 2004 と Philippe Brunel, An intimate portrait of The Tour de France. 1996 に載っているものをデジカメで撮ったものですが、こういう出し方って著作権とかでまずいのかなぁ?なにか知っている人がいたら教えてくださいませ。
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