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ヴァウテル・ヴェイラント、死亡事故

2011.05.10.10:05

なんとも言葉がないです。ぼくらは最近あまりに大量の死を目の当たりにし、普段日常生活では考えることをなるべく避けてきたものを、本気で考えざるをない状況に追いやられました。死が日常の風景になって、ちょっと気取った言い方になるかもしれないけど、ぼくはぼんやりとブリューゲルの「死の勝利」をなんども思いだしました。

軽い鬱状態が解けてきたこの時期に、今度は海の向こうとはいえ、大好きな自転車レースでまた死者が出てしまいました。死が日常の風景になってしまったこの二ヶ月、とはいえ、やはり死には慣れることができません。

ジロでは86年のラバジオ選手以来の4件目の死亡事故です。ラバジオのときはサイスポでも小さく触れていた記憶があります。今回はヘルメットをつけていたのに、だめでした。ジロはこのまま続くと発表されましたが、それがいいのかどうなのか。。。個人的には、選手たちのためにも喪に服すという日が必要だろうと思いますが。。。レオパードはこのままレースをつづけるのでしょうか?

合掌

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ヴァルデマール・シュトルンク

CYPRESSさん、

こんにちは、76年、ホントだ、ハーフステージ両方とも普通にレースやってますね。この時代だと無名選手は給料も安いし、競走馬と同じような扱いだったのかもしれません。。。
2011.05.15 10:31
CYPRESS
ジロの死亡事故と言えば1976年、宮沢清明氏がロッシンで働いていた時、ニューサイ誌に投稿した記事。
その後シャニーのアネドシクリスム1976年版を手に入れ見ると出てる出てる。
スペインのサンティステバンが第1区間(2区間に分割)の前半、カターネへの下りで落車。
かなりの出血。病院に着く前に死亡したのも納得。

この区間前半の成績が無効にならなかった様だし、次の後半もキャンセルになることも無し。
2011.05.14 22:07
あるふぁ
ヴァウテル・ヴェイラント選手にはただただご冥福を
お祈りいたします
もし自分が選手だったらと考えると
自分の死でその試合が中止になるのは私の場合はいやです
そのまま最終日まで続行してもらいたいですね
2011.05.11 04:43
arturo
なるほど、了解しました。
 先に死亡事故があった旨、知らない、トボけた質問、と書いたのですが、確かに今日付けのレキップを見ると、”マイナーレース”ジロとしては異例の扱いで、三分の二ページほど、ジロに割いていました。(隅っことは言え、一面にも表記あり。)勿論、その殆ど全てが事故の事で、レースそのものの展開の記載はゼロ。リザート表記のみ。
 と言う訳で、死亡、即死事故、ダウンヒル事故、(まあ、先のシンプソンのように、登り事故、と言うのはさすがに稀でしょうが、、、。)と言う事は把握しました。

  それと、スポーツは、スポーツでしかない、と言うのは、同感です。以下、僕は特に野球ファンではなく(つまり管轄外のコメントになる!?。絶対ヴァルデマール様の方が詳しい!?。)、かつ、論点のすり替えかもしれないですが、曖昧な記憶で、昔、阪神の掛布だったか、現役時代の話で、クルマで事故かなんか起こして、「お詫びは、バットで、、、、。(=野球、バッティングの成績で返す)」みたいな事言って、それとこれとでは論点が全く違う!。(野球で結果を出して返せる筋のものじゃあない!。)と叩かれたのを思い出しました。まあ、これにも当てはまるコメント?等と思いました。
2011.05.10 21:41
ヴァルデマール・シュトルンク
追記。おお、きょうはコメントに返信できました。この前のは何だったんだろう?
2011.05.10 17:24
ヴァルデマール・シュトルンク
arturoさん、

ご無沙汰でしたね。私信ですが先日は失礼しました。さて、そうですね。記事に書くにはちょっとはばかられるかもしれないけど、シンプソンの時はホーバンと言ったか?カザルテッリの時はアームストロングでしたっけ、弔い合戦というか、亡くなった選手に捧げるという言い方でチームメイトが優勝していました。ただ、ぼくはこういうのはあまり好きではありません。

スポーツで死者を弔うことができるのかどうか。今年のプロ野球の開始延期騒動の時、ヤクルトの宮本が、野球で被災者を元気づけるなんて思い上がりだと言いました。ぼくもその通りだと思っています。なにか災害や事故をスポーツをする理由にすることに、居心地の悪さを感じます。スポーツはスポーツでしかありません。人生とは別物です。

だからジロを続行するのもレオパードが参加するのも、別に非難すべきことだとは思わないけど、一人の選手の死を悼むのなら、選手たちにも、ファンにも弔意を表すための休息が必要なのではないかと思うわけです。悲しむべき時(タイミング)というものがあると思うわけです。
2011.05.10 17:23
arturo
いや随分久し振りに書き込みます。
   しかし、死亡事故と言ったって、まあ、ツールの商業主義の話は前に書いた記憶がありますが、レースを止めるなんて事は想像出来ないですね。カザルテッリの時の事を思い出す人が居るのではないでしょうか?。(古い人はシンプソン!?。「あの時は、翌日スタート前黙祷時、ジモンディは泣いていた。」とか、「来シーズンはチームメイトになるはずだったのに、、、、、。」!?。え、!?日本にはそんな人居ない!?。)
  あの時、あの日も、非難は来ましたが、レース(=お祭り騒ぎ)は続行した訳だし、(事実上
翌日が追悼の行進になっただけ、、、)チームもパリまで行きましたしね。
   続くのが、統計的にも妥当と考えますが、。(心情面はさておくとして、、、。)
  でも、すみません。僕は今回の事故の経緯は全く知りません。勿論、レース中ですよね?。(トボけた質問)
2011.05.10 16:50

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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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