
関東大震災時の虐殺犯罪事件については、説ブログでも何度も話題にした。
加藤直樹「九月、東京の路上で」覚書き映画「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」加藤直樹「トリック」覚書きしかし、なかったと言っている人は、それで何がしたいのだろう? 南京事件でもそうだ。なかったことにすればフツーの人である自分にとって、どんなメリットがあるんだろう? まさか日本人としての誇りが取り戻せるとかいうお題目を本気で考えてるはずはないだろう。
最近よく考えるのは、こうした、歴史を改竄してでも日本国は悪いことをしたことがありませんと主張したがる人たちは、結局、彼らが想定している「サヨク・リベラル」の人たちが悔しがるのを見たいから、逆張りを大声でわめいているんじゃないんだろうか。
だから、彼らが憎む韓国原理主義の統一教会が政権に影響を与えていようが、ちっともかまわない。どう考えたって、自分の生活を圧迫することになる政策が行われようが、最終的に戦争になったところで、それで「サヨク・リベラル」が地団駄踏めば、それで満足できるという、もう、かなり歪んだ、どうしようもない人格破綻を起こしているんじゃないだろうか?
だから僕はもう彼らと話すのは諦めた。蟲に憑かれている連中に効くのは、悪魔祓いの呪文ぐらいだろう。「リン・ビョウ・トウ・シャ・カイ・ジン・レツ・ザイ・ゼン」
関東大震災での虐殺犯罪は、犯人が多数逮捕されて有罪になってるし、南京だって証言した当事者がたくさんいるし、残された資料もあるし、なにより有名な「家永教科書裁判」で、司法が南京で虐殺があったと認定している。
いや、権力者がなかったことにしたいのはわかるんだよ。その心理はわかるけど、権力者が蟲に憑かれてるんじゃ、まるで漫画だよね。ただ、権力持てば自分が日本を背負ってるような気になるだろうからね。日本良い国一度はおいで、と言いたがるのはわかるが、一般人がどうしてそこにつきあう?? なにより、そうやって歴史を改竄して、世界からどうみられるか。前に書いたことだけどまた書く。
ポーランドは現在政権を担う極右政党のせいで、ホロコースト法というのができた。それによると、有名な絶滅収容所アウシュヴィッツを、ポーランドのアウシュヴィッツ収容所と表記したら、ポーランド人だけでなく、外国人であっても罰金ないし禁錮3年だそうだ。
トルコでは19世紀末から20世紀初頭にオスマン帝国内でアルメニア人が100万人以上の規模で大虐殺されたけど、現在のトルコ政府はそれを否定している。トルコ人のノーベル賞作家オルハン・パムクが、政府はそれを認めよ、と言ったら国家侮辱罪で起訴された。
日本もこう言う国になるのが理想なのかな? サヨク・リベラルを中国や北朝鮮と結びつけようとする人がいるけど、いやいや、彼らこそ日本を中国や北朝鮮のような国にしたいと思っているんだよ。
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