いやあ、最後のポガチャルの顔見てるだけで吐きそうになりました 笑) 結構な勾配でしたね。メルクスの時代にはあれを42X23とかで登ったんですかね?
で、Jスポの放送、過去のピュイ・ド・ドームの白黒映像がたくさん見られて嬉しかったです。ただTV放送に苦言を呈すれば、このステージはある意味35年ぶりのレジェンドステージなんですから、実況の人たちはもう少し予習してくればいいのに、と思いました 苦笑)
64年のアンクティルとプリドールは、アンクティル一世一代のブラフについて触れなきゃね。まさにその瞬間が映像で映りましたね。昨日も紹介した
「史上最高のツール・ド・フランス」のエントリーに書いたので、興味がある方はどうぞ。
また、75年のメルクスが殴られたエピソードは、ピュイ・ド・ドームでタイムを落としたわけではありません。その次のステージのプラ・ルーで最後の最後に失速するんですね。パンチが肝臓に入ったせいだとか、あのパンチは勝敗に関係ないとか、いまだにファンの間でいろいろかまびすしい事件ですので、安易にあれが原因で、しかもあのステージの遅れが大きく、6勝目を逃したとか言っちゃうのって、結構大胆だなぁと 笑)
まあ、あのビデオでも写っていたように、メルクスはゴール前数百メートルで殴られてもそのままゴールまで突っ走ります。そしてゴール後すぐに引き返して犯人を特定するわけです。昔読んだレス・ウッドランドというレポーターの本には、この時メルクスは犯人に賠償金を要求したと書いてありました 笑)
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ジーモン・ゲシュケ: 逃げに乗れなかったのがとっても悔しいよ。でもいまとても素敵な休息日のホテルにいて、かなり気分がよくなったね。
C: ちょっと傷を掘っくり返すみたいだけど、「逃げに乗れなかった」ってとこにこだわるよ。どの逃げが決まるかは賭けみたいなものなのかい? それともアタックの瞬間にいた場所のせい? つまり君が逃げに乗れなかったのはどうして起きたことなんだい?
ゲ: 最初のアタックのとき、僕は残念だけど前にいなかったんだ。あれで逃げが決まるとは思ってなかった。だからその答えは両方だ。その後はもう何をやっても無駄だった。
C: うん、まだきっと逃げのチャンスは何回かあるよ。で、君にとって新たにお気に入りの山ができたってわけだね?
ゲ: いやあ、シャウインスラント【ゲシュケが住むフライブルクの有名な山】を超える山はないね 笑)
C: それじゃあ最後に休息日前のお約束だ。10段階で答えてね。明日の休息日に対する嬉しさは?
ゲ: 8だね。第9ステージはかなりなもんだった。でもこれまでのところ僕は集団の中で「しか」走ってないから、完全に疲れたというところまでは来てないよ。
C: ありがとう、ジーモン、うまく休んでね、また明日。
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