インドゥラインが勝った1989年のツールのこのステージ、覚えてます、どころか、たぶんビデオがどこかにあるはずです。市川選手が解説で脇田さんが中継でした。あのとき市川さんが言った、「こんな大きな体でこれだけ登れちゃうって、うらやましいですね」の言葉が記憶にあります。あのころは自転車ロードレースの映像なんてそう簡単に見られなかったし、何度も繰り返し見たものでした。
というわけで、しかし、ポガチャル、いやぁ、面白い選手ですねぇ。なんでも積極的で、自分から何かしたがるタイプだけど、昨日はなんとなく抑え気味で、やっぱり調子が上がりきってないんだろうなぁ、今日もラストで引き離されてしまうのかな、と思っていたら、あれだもんね。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ジーモン・ゲシュケ: 予想通りのピレネー大対決だったね。僕自身はかなり調子が良かったから、逃げに乗れなかったのが腹立たしいよ。でも今日はトゥールマレ峠が僕のゴールだったね。
C: ユンボが早くもトゥールマレであんなふうにスピードアップするなんて予想していた?
ゲ: うん、昨日はポギーが弱かったし、ユンボとしては今日ももう一度そうしたかったんだろう。だけど彼【ポガチャル】が状況を一変させることができたわけで、レースとしてはもちろん良かったよ。マイヨ・ジョーヌを手に入れはしたけど、彼ら【ユンボ】は満足してないだろうね。
C: ギヨーム【マルタン】も今日はちょっとタイムを失ったね。今後(遅くともアルプスでは)君たちはもっと攻撃的な戦術を取ることになるのかな?
ゲ: 今ピレネーが終わって、まだトップ10に入れるかどうかがわかるだろうし、僕らがどうすればいいかもわかるはずだ。いずれにしても、彼は僕らが考えていたより、そして僕らが望んでいた以上にタイムを失ってしまったからね。【マルタンは3分半以上おくれて、現在総合7分遅れの17位】
C: 君としては雰囲気を楽しめたかい?
ゲ: いつだって楽しんでいるよ。逃げに乗れる時も、集団の中でも、グルペットでも、ツールの雰囲気はもう唯一無二で、いつだってちょっとだけだけど羽が生えたように思わせてくれるんだ。
C: うまく休んでね、ありがとう、また明日。
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で、ボーラのヒンドレイ、1日天下で終わってしまいました。相手が悪いよね。しょうがないかな。この後は表彰台を目指すしかないですね。。。ただ、3位に入る可能性は結構あると思うけど。。。
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