
拙ブログでは前回も書いたけど、今日の東京新聞本音のコラムの斉藤美奈子さんの批判がでたので、ここでももう一度。
要するに相模原障害者虐殺事件の植松死刑囚と同じ発想なんだよね。社会保障、つまり財政面で負担をかけるだけだという理屈。しかも植松はそれを当時の首相安倍に伝えてくれと繰り返した。つまり彼は財政面で負担をかける(と彼が思い込んだ)障害者を殺すことで安倍に褒められると思ったわけ。
今回の成田という経済学者も、社会保障の面から負担を減らすのは老人が集団自殺すればいいというわけ。植松は自ら障害者を殺したけど、この成田はそこまでは踏み込めないので、老人が自殺すればいいと言ったわけ。つまり自分の手は汚さないし、汚したくないわけ。ここってものすごい小狡さがみえるよね。
21世紀に入ってこの国は人間を費用対効果で見る見方がクールなんだという風潮が高まった。でもその人の価値を外部から査定されるのっておかしいだろう。人間は「生きているだけで価値がある」という山本太郎の主張がもっとこの社会に広まらなければ、この国はどんどん生きづらい国になっていくだろう。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/4564-2ac03678