
僕も40年前、電車の中で、当時60歳ぐらいだった敬愛する先生が、いや〜昨日TV見てたらオ○マが出ててびっくりしたよ、ああいうのはTVに出すもんじゃないよ、と言った。この先生は文芸評論家で研究者だった。普段から差別的なことを言うような人ではなかったし、立派な人だった。その時僕がどう感じたかはあまり印象にない。ただ、結構声の大きな先生だったので、電車の中で周りの人の目が気になったのは覚えている。たぶん苦笑していたんだろうと思う。
あれから随分経った。その間に北丸さんが言うように、性的少数者の問題は人権の問題、平等の問題なのだということが、多くの人たちに伝わってきたし、世代交代も進み、価値観も変わってきたから、「そんな時代もありましたね」と多くの人はいうと思う。
現在の日本では、日本会議的・統一教会的・自民党的な価値観がおかしいと思う人が大勢を占めているのに、政府高官がまるで人権意識のない差別的なセリフを吐いちゃうのって、どうなってるんだろうね? この国の中枢にいる人たちが、今も相変わらず「そんな時代」に取り残されているんだね。
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