前に書いたように、僕は防衛費二倍とかGNP2%とかいっても、実は「奴ら」は戦争の準備をしているわけではないと思っている。だってどう考えたって原発をこれだけたくさん作っておいて、さらに稼働期間をさらに伸ばして、戦争になったらどうなる?? リアルに考えていたら、こんなのなんの意味もないことは明らかだ。さらに食料自給率は40%以下。もし仮に外国からの食糧輸入が絶えたら、日本人の半分以上は餓死すると言われている。食糧輸入が途絶える可能性は、なにも日本が戦争の当事国になるだけではない、と次の YouTube で東大教授が言っている。世界のどこかの戦争で物流が止まっただけでも危険だということだ。
「防衛費は5年で43兆円とか増税してでもふやすと勇ましい議論は盛んに行われている。敵基地攻めればいいんだと勇ましい議論が行われている。しかしながら、我々は食料を持ってないんです。食料を持たずに武器だけ持ってもまず兵糧攻めで、戦う前に一巻の終わり。国防というなら、食糧こそまず国防の第一ですよ。」
第二次大戦の日本の戦死者の半数以上は餓死である。戦艦大和や武蔵を作って零戦を作って、戦死した兵士の半数以上は餓死したのである。
まさか自民党の「奴ら」がそんなことも知らないはずはない。それでも防衛費を云々してるのは、ようするにアメリカの政府と軍需産業を喜ばせ、それに伴う利権に食い込んでいるからだ。国民のことなんて何にも考えていない。「奴ら」は戦争なんて本当にするつもりはないだろうし、中国や北朝鮮が本当の意味での脅威だとも考えていなんじゃないかと思う。だから本当に怖いのは中国や北朝鮮ではなく、戦争がやりたくてしょうがないアメリカの軍需産業とその意向を受けているアメリカ政府なんじゃないのか? 日本が戦争に巻き込まれる可能性があるとしたら、中国や北朝鮮が日本に攻めてくるのではなく、むしろアメリカの戦争に巻き込まれることだと思う。
だからこそ憲法9条が大切なのだ。9条じゃ日本を守れないという人がいるが、そんなのあたりまえだ。
すでにさんざん拙ブログでも言ってきたように、憲法9条は日本を守るためではなく、日本がロシアのように戦争を始めないためなんだよ。今一番可能性のあるシナリオはアメリカの手先になって戦争するというやつだろう。
朝鮮戦争時にアメリカは日本にも参戦を要請してきたが、時の政府は憲法9条を盾に戦闘行為には参加できないとつっぱねた。今の政府なら言を左右して強引に閣議決定とかで参戦してしまうだろうね。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/4535-56e672c6