ドイツの総合スポーツサイト SPORTSCHAU にレンナルト・ケムナのインタビューニュースがありました。それによると、来シーズンはグランツールの総合上位を狙う戦いをしたいとのこと。特にジロで試してみたいと言ってます。
ケムナの話。「僕は今26歳だ。いわゆる、やってみるか、やらないかを決断する時期だ。そして僕はやってみることを決断した。まだ僕には改善の余地が残っていると思う。まだ全てを出し切ってないっていう気がしている。クライマーとして世界のトップ10に入れるレベルにはまだ足りないけど。
【ジュニアでTTの世界チャンピオンになったけど】当時はまだいろんなことを甘く見ていた。プロのレベルだってわかっていなかった。ワット数の見方だって知らなかった。あのころはサイコンもつけず、ただ感覚に頼って走っていたんだ。ツールの山岳ステージで勝つことがどういうことかなんて、まったく想像の埒外にあった。
今は3週間のレースで好調を持続できるし、うまく回復できると思っている。ジロではレムコ・エフェネプールが出てくると聞いている。冬場には世界チャンピオンになった追い風に乗ってモチベーションも高かっただろうし、ジロには最高の状態で乗り込んでくるだろう。そんな彼に勝てるかと言われれば、ちょっと難しいだろうけど。」
ケムナはエフェネプールの名前をあげてますが、ログリッチもツールではなくジロを狙うと言っているし、他にも強豪は多いでしょうからね。でも、とりあえず、トップ10は絶対に入りたいところですね。
ボーラのディレクターのロルフ・アルダークの話。「ケムナはTTのレベルが高い。ジロではTTが多いし、山も彼向きだ。彼はまだ発展途上だし、どこまで行けるか試してみようという段階だ。ただ、過大な期待でストレスを与えても良くないだろう。」
ケムナの場合、この2年ほど、変なストレスがかかるとメンタルが弱い面がありそうですからね。だからジロのエースは予定ではヴラソフになるようですが、ケムナの立場はアシストではなく、自由に動けるようにするようです。昔はこういうのをジョーカーと言っていたんですがね。チームメイトのポリットもこんなことを言っています。
ポリットの話。「レンナルトは魔法の袋だ。なんでも出てくる。メンタルさえ整えば、僕は彼に全てを任せるね。」
メンタルさえ整えば、というのがキーだな。でも、拙ブログでは、ジロでのケムナのトップ10に注目することにしましょう。
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