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今日の東京新聞から

2022.12.05.11:31

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かつて住んでいた市では、うちの子供たちが通う障害児通所訓練施設の関係で、利用者の父母として市役所で担当課の課長や市長、市議会議員らと話し合う機会が何度もあったことは、以前にも何度も書いた。市議会の傍聴にも通った。最初の市長は東大教授を退職した社民系の立派な人だった。人間的に尊敬できた。任期末に亡くなった時、僕らもお通夜に行った。ただ頭が良すぎてなんでも自分でテキパキ決めてしまう節があった。

その後自民会派の市長になった。この人は地元の地主で、育ちがよかったんだろう、年齢も同じだったし、偉ぶらないし、人間的にはとてもいい人だったんだと思う。この市で9条の会が設立されたときに、お祝いメールを送ってきたのが忘れられない。自民党でも護憲の人がまだたくさんいた時代だ。

よく話を聞いてくれたし、力になってくれたのは、やっぱり共産党や社民党、生活ネットワークなどリベラル系の議員たちで、公明党の女性議員はこちらの言うことをウンウンと聞いてくれるので、力になってくれるかと思ったら、議会での採決では真逆のほうに賛成していて呆れた。自民会派も話をよく聞いてくれる人はいた。まあ、概ね議会での採決になれば、こちらの願いとは逆の方に手を挙げていたが。

そんな中にNという当時は若手の自民会派の市議がいた。直接話をしたことはなかったけど、市の駅前のお祭りで、うちの子も参加した障害児のダンスを、広場の端でひとり食い入るように見ていて、終わるとにっこり笑いながら手を叩いていた。ちょっと好感を持った。

この人が、統一教会の平和大使協議会から「平和大使」の任命を受けていた。某週刊誌の取材にまるで悪びれることなく、ペラペラと話している。もちろん今は「岸田首相から関係をたてといわれているから」関係していない、と言っているが。

ほぼ僕と同じ年代で、学校もかぶっているので、統一教会がどういう組織だったか、あの頃どれほどそのカルト性、反社会性が話題になったか、知らないはずはない。こんなところにまで入り込んでいた統一教会のやり方に恐怖を感じるし、それを受け入れ、統一教会に便宜を図ってきたであろう自民党のやり方にも恐怖を感じる。しかし、あのN市議のことを思い出すと、なんなんだろう、頭が混乱する。市議会というのは地元に密着したものだ。まさにキミのすぐそばにゾンビがいたわけだ。

上に書いた9条の会にお祝いメッセージをくれた元市長、もしかして、統一教会にも同様のお祝いメールを送っていたんだろうか? そんなことはないと信じたいが。。。

追記(12:15)
最初、「自民党でも護憲の人がまだたくさんいた時代だ」の前に「加藤の乱の前で」と書いていましたが、調べたら「加藤の乱」は2000年ですね。時間的に間違っていました。僕が書いたのは2005年ごろの話ですので、上記の文言を削除しました。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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