死刑の賛否も憲法改正の賛否も同じだけど、防衛費の倍増も、人々はあまり考えもしないで納得させられているのではないだろうか? だけど防衛費を増やしてどうにかなるんだろうか? 安倍が台湾有事は日本有事だなんて言ってしまって、完全に中国が仮想敵国扱いになってしまったわけだけど、中国に対抗するためには防衛予算なんて倍にしてもまるで追いつかない。今ネットで「各国 軍事費」で検索したけど、中国の軍事費って日本の5倍以上だよ。
すべては10年前から拙ブログで言ってきたけど
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-1546.html、石原慎太郎が尖閣諸島を東京都が買うと言ったことから始まったんだよ。日中国交正常化のあと、日中の首脳が尖閣は棚上げにしておきましょうということで同意していた。時々双方の右翼が個人で上陸したりしても、国家としては無視していればよかった。それを石原が火をつけ、野田が国有化なんて言ったら、中国だって黙っているわけがないだろう。石原は死んじまって知らん顔を決め込めるが、残された者がその関係を修復しようとせず、逆に上記のような勇ましいことを言って煽ってしまう。挙句、射殺されて知らん顔を決め込む。
こうしたアホなトップの言葉が雰囲気として社会に蔓延し、なんとなく軍事費を増やさなければ日本は危ないという空気が醸し出される。
だけど、仮に日本が中国と対等の軍事費となったとしたって、戦争したら勝てるわけないだろう? 日本なんて東京一極集中で東京が潰されたらもう終わりだ。中国は北京を潰しても上海だって重慶だって大都市だよ。あの広大な国土で太刀打ちできるわけがない。
そもそも日本海側に、ここにミサイルをどうぞ、と言わんばかりに原子力発電所をたくさん築いてるのに、戦争を前提に物事を考えるって、どう考えても頭どうかしてるだろう。
今回の安倍射殺事件後、何かこれまで漠然と考えていた世界像がガラガラと崩れてしまったような気がしている。あれだけ嫌韓を煽っていた奴らが、実は韓国原理主義のカルト宗教と協力し合っていたのだ。しかもこの韓国原理主義カルトは北朝鮮とも太いパイプを持っていた。
日本の信者の家族が崩壊するほどの献金は韓国経由で北朝鮮に流れ、ミサイル開発にだって使われていたのだろう。なんちゃってアラート発令で頭を覆って物陰へかくれろって、訓練する人々の姿を見て安倍はさぞかし心の中で大笑いしていたことだろう。
軍事費を倍増? 原発を新増設? 連中は絶対に戦争になる可能性なんてコンマ1%も信じていない。軍事費倍増や原発増設に伴う利権しか考えてない。そしてこんなことを言いながら心の底で大笑いしているのだ。
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