今朝の東京新聞、一面と二面で統一教会信者のインタビューが載っている。


知らなかった。ボランティアの思想信条まで調べられない。まあ、そう言っておけば責任取る必要はなくなるというわけなんだろう。この山際という大臣は数年前にネパールまで出かけて行って、統一教会イベントに出席してたそうだけど、それすら覚えてないで通そうとしている。すごいね。こんな記憶力ない人に政治家ムリだよ 笑)
一方の信者のいいぐさもすごいね。「信教の自由を保障してほしい。教団の理念実現に政治家が必要なので、支援を続ける」と言っているけど、憲法20条ってのは「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」けど、すぐそれに続けて「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と続くんだよね。
さらに、ここで信者が言う理想ってなんだ? 統一教会が理想とするものを政治の力で実現しようとしているわけだけど、統一教会の教義をちょっとでも知れば、彼らの言う理想っていうものが、これまで戦後の日本社会が築き上げてきた(まだまだ道半ばだけど)人権意識を中心とした民主主義というものと全く相容れないものであることはすぐにわかる。
東京新聞の「視点」もこれに関連して、統一教会の政界汚染について論説委員が書いている。

先の信者のインタビューでもそうだけど、統一教会も自民党も、自民党の政策が気に入って統一教会が自民党を応援したという図式にしたいんだろうけど、20世紀末ごろの自民党を思い出してみると、まだずいぶんリベラルな人たちがいた。その後統一教会が応援してくれるから、自民党が統一教会の主張に近づいていって、現在のような極右政党に変質してしまったという面だって絶対あるだろう。上の視点にもあるように「どこまでが教団の影響かという線引きは難しい」けど、東京新聞にはこの先もしっかりこの問題を取り上げ続けてほしい。
「汚染の根は本(もと)から絶(た)つしかない。根気のいる作業になるが、怠るわけにはいかない」のである。
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