昨日は友川カズキライブ、今日はフォーレの「レクイエム」、なかなか笑える組み合わせです。
本日は某所でウクライナの戦争のためのチャリティ・コンサートでフランスの作曲家、フォーレの「レクイエム」の演奏会がありました。私の世代のクラシック音楽好きならフォーレのレクイエムと言ったらアンドレ・クリュイタンスというベルギー人指揮者の演奏した名盤がすぐに思い浮かぶでしょう。特にデ・ロスアンヘルスというソプラノ歌手の「ピエ・イエズ」はこの録音のなかの白眉とされているものです。
というわけで、そのクリュイタンス盤を、たぶん十数年ぶりに聴いて、予習をしてから出かけてきました。基本、コンサートって予習して行った方が、絶対面白いです。
教会でのコンサートで、楽章の合間に牧師の説教が挟まり、ウクライナの戦争が早く終わりますようにという祈りのコンサートでもありました。私は母親が日キのクリスチャンだったので、小さい頃には日曜日に教会へよく連れて行かれたものでしたが、まあ、なんも面白くなかったしねぇ。牧師がクリスマスにプレゼントと称して三人の博士の話の小冊紙を持ってきてくれて、めちゃガッカリしたしね 笑)
学生時代にはキリスト教にかなり接近したこともあったんですが、その後、キリスト教に対しては非常に複雑な、否、批判的な気持ちを持ち続けています。
ま、それはともかく、とてもいいコンサートでした。くだんのピエ・イエズは聖歌隊のソプラノの女性が3人前に出てきて、レベルがとても高く、涙が出ました。どうも、歳をとると涙腺が緩くなってね 笑) ちなみに「レクイエム」は拍手しないという慣例が踏襲され、事前にそのアナウンスがなかったにもかかわらず、ほぼ拍手がなかったのも気持ちがよかったです。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/4354-f94e4e53