
うーん、もっと若い時に読んでおきたかったぁ。
フィンランドだって決して何もかも素晴らしいわけではないけど、自助と自己責任と、ついでに言えばザマアミロの蔓延している日本の社会状況を思うと、やっぱり羨ましい。
たとえば子連れでパーティに出席した時、走り回る子供たちばかり気にしていたら、フィンランド人からなんで楽しむために出席しているパーティの会場で、子供ばかり気にしているのかと質問される。日本だったら、子供を放ってほいて自分だけ飲み食い歓談してたら、どんなことを言われるかわからないが、フィンランドではそんな心配をする必要はない。
あるいは、僕もそうだけど、日本ではレジで支払いに時間がかかったりすると、後ろに並んでいる人たちの目が気になる。なるべく人の迷惑にならないようにしたいと思う。だけど、フィンランド人は、後ろでイライラしていたかもしれないけど、レジで時間がかかったのはその人の問題でも、レジの人の問題でもなく、レジのシステムの問題だと考える(らしい)。
社会福祉制度についても、利用するのは困っている人だけではないのだ、公助というのはお世話になるのではなく、高い税金を一部還元してもらうとか、貯金する代わりに、いざというときのために国に預けてあるのだという考え方。これが普通だとおもうのだけど、日本では公が、ナマポなめるな!だよ、水際作戦と称して、生活保護者の補足率2割とかだよ。本来還元してもらう権利のある人が7割以上その権利を行使していないわけだ。
まあ、とにかく子育て中の方におすすめです。目からウロコのエピソードがたくさん。
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