僕は賛成です。最初から、この戦法は「あり」だろうなと思っていた。ただ、唯一不安は、かえって悪目立ちしてしまって、逆に反感を持たれてしまうのではないかという点だった。
山本太郎が嫌いな人たちはきっと、せこいとかあさましいとか言ってくるんだろう。しかし、山本太郎がなんのためにこういう手段をとったかを考えれば、言いたい奴には言わせておけばいいという気がする。山本太郎がやってきたことは常に守備一貫している。少しでも困っている人を助けることができれば、という思いが、時として言い過ぎや、都知事選のように暴走気味になることはあっても、常に真正面から「きれいごと」を唱え続けている。(唱えているだけではない、実際に炊き出しなどでの活動を見れば、個人でできる限界まで、行動している。)
上の会見でもサンケイからこういうやり方で党を大きくしたがっているが、それは党利党略ではないかというヘンな質問があった(58分30秒ぐらいから)。党利党略というネガティブな言葉を使うことでなんらかの意図があったんだろうけど、山本太郎の切り返しは見事だとおもう。
サンケイ「とにかく党を大きくしたいということなんだと思うんですけど、こういったことは党利党略と言われがちだと思うんですけど、そういった指摘についてはどのようにお答えいただけるでしょうか?」
山本太郎「どうなんでしょうね。党を大きくして何がしたいかという話ではないですか?(中略)党利党略というのは自分達の勢力を拡大して自分達がいい思いをしたりとか、思うようにこの世の中を動かしてやろうぜっていうのが前提にある言葉だと思うんです。でも私たちはそういう前提のために政治はやってない。」
では何のためにやるのか、それはここでも何度も書いてきたことだけど、死にたくなるような社会を変えたいという強い思いだろう。
正直に言って、山本太郎のこうした真正面からの「きれいごと」は、いまのようなザマアミロという感情を発散させたがっている社会の在り方の中でどのぐらい通じるのか、人々の心にどこまで届くのか、個人的に言えば、なかなか難しいんだろうと思っている。でも山本太郎の「思い」を応援しなくて、どこに希望を持てるだろう?
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