今のUCI がどんな組織かは知らないけど、昔は酷かったからね。説ブログでも何度かボロカス書いたことがあった。特に10年ほど前は、UCI 会長のフェルブリュッヘンとその後のマッケイドはドーピング隠蔽疑惑の関連で批判したエントリーをたくさん書いたもんだった
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-1107.html。
さて、そのUCI がロシアとベラルーシの代表チームはレースに参加させないことを決定しました。参加を認めないどころか、チームライセンスの没収だそうで、さらにこの二つの国で開催される国際レースはUCI のステータスが取り消し。つまり国際レースにロシアとベラルースのチームは参加できないし、この二つの国で行われるレースには、他の国の選手たちは参加するなということかな。
今日開催のイタリアのトロフェオ・ライグリアではロシアのガスプロム・ルスヴェロチームが招待されていたけど、これも取り消しでしょうね。スタートリストを見ると、ガスプロムのメンバー構成はロシア人は二人だけで、他はイタリア3人、チェコ2人となってて、彼らにとっては、とんだトバッチリとも言えますねぇ。
このガスプロム以外に、ロシアのコンチネンタルチームとして他に三つのロードのチームとトラックチーム一つ、女子のコンチネンタルチーム一つがUCI に登録されているそうです。
ただし、他国のチームに所属する選手には当てはまらないそうで、たとえば・拙ブログとして気になるボーラのロシア人選手アレクサンドル・ヴラソフは処罰の対象外になるようです。ヴラソフ以外だとイネオスのパーヴェル・シヴァコフがロシア人、アスタナ(ここも給料未払いで揉めてるみたいですが)のアレクサンドル・リアブシェンコがベラルーシ人ですね。彼らも対象外でレースには出られるようです。
いや、プーチンにしろベラルーシのルカシェンコにしろ、独裁者であることは間違いないし、マスコミを支配して、対立する候補者を徹底的に弾圧、場合によっては殺人も辞さないというとんでもない権力者たちであることはわかるけど、権力を持たない普通のロシア人やベラルーシ人には一人一人別々の思いがあるんだろうけど。。。
いや、テコンドー団体がプーチンの黒帯剥奪とか、柔道連盟の名誉資格取り消しはわかるんだけど、たまたまロシアのチームにいたイタリア人やチェコ人にとっては、どうしようもないもんねぇ。ロシアのチームなんかやめちゃえって、外野は簡単に言えるけどさ、彼らだってやっと見つけた就職口だったんだろうし、簡単にやめられないよね。
さっきもらった拍手コメントで教えてもらったんだけど、国際的なロシア人指揮者のゲルギエフがミュンヘンフィルを解任されたそうだ。個人的にはこれもなんか違和感感じるんだよねぇ。踏み絵(いまは絵ぶみっていうのかな?)を踏まされてるような痛々しさが感じられるんですよ。。。有名人であればあるほど、反プーチンなんて言えないだろうからねぇ。
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