ここ何年かでやたら多くなった砂利道(グラベルロード)の登りが含まれた、スペイン版スタラーデ・ビアンケとも言われているクラシカ・ハエン・パライソ。
ルチェンコが単独アタックを成功させ、かなり長い距離を逃げ切り優勝という結果に終わりましたが、ボーラからはケムナ、ヒンドリー、ブーフマンの3人が上位に入ることを目標に5人が出場、ケムナが4位、ヒンドリーが6位、ブーフマンが15位というまあまあの結果でした。
ケムナは最後の砂利道でルチェンコを追う2位グループで、かなり積極的に走っていて、ビデオで見ると追走グループではラスト1キロ過ぎまで一番強そうでしたが、アンテルマルシェのロイク・フリーヘンのアタックについていけませんでした。結果的にそれに反応できたティム・ヴェレンスが2位。上のビデオではケムナのゴールシーンがなく、5位に入ったコナー・スウィフトを4位、6位のヒンドリーをケムナとアナウンスしてますが 苦笑)
しかし砂利道というか、残り1.4キロのところではワダチかそれとも泥なのか、先頭を走るルチェンコは足ついてたし(11分ぐらい)、最後の1キロの砂利の上り激坂も蛇行して登ってました(14分過ぎ)。13%だそうですが、未舗装路だとダンシングもできないだろうし、13%はかなり凄そう。
ケムナの話。「僕としては自分のパフォーマンスに大満足だよ。長い間レースを休んで、まだサウジ・ツールしか走ってなかったんだからね。こんな超ハードなレースで前でゴールできたことはとてもいい気分だよ。スーパーハードで、正直に言えば、所々危険なところもあったけど、素敵なレースで楽しんだよ。
【サウジでもクイーンステージで11位だったけど】うまくレースに復帰できた。ハードで風が酷かったけど、再びプロトンに戻ってきて、それに慣れることができてよかった。
いずれにしても、砂利道は自分にとって不利になることはないと言える。もちろんエキスパートじゃないけどね。砂利道の下りでも引け目は取らないと思うよ。上手く走れたし、自分でも安定しているって感じたし、グラベルロードでは平均的な普通の選手だよ。」
しつこいですが、拙ブログとしては一押しの選手ですので、この後はルータ・デル・ソルに出場だとのこと、ちょっと期待して見ていきましょう。
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