Dappi 問題。12月10日に訴訟が始まったけど、これって何十年かして、日本がまともな社会になっていたら教科書に大きく載るような問題だと思う。と言いながらまだ判決は出てないけど、まあ常識的に考えてDappiに勝機はないでしょう。だけどこの事件、あまりマスコミには取り上げられてないね。
なんのこっちゃ?という人のために。ツィッターでDappiと称するアカウントが、あまりにひどすぎるデマ(フェイクニュース)を流して、立憲の議員二人から訴えられた話だ。そしてそのDappiの正体が実は自民党と取引のある会社だったというわけだ。その会社が「忖度」してデマを流したのか、それともなんらかの依頼(=見返り)があってそんなこと(デマを流すこと)をしたのかは、現時点ではわからないが 笑) なにしろそのデマはひどい。
安倍の森友学園国有地売却をめぐる公文書改竄で、自殺した赤木氏の死を、立憲の議員に吊し上げられた翌日に自殺したというデマを流したのである。
ちょっとでもこのニュースに関心を持ってる人ならわかるように、赤木さんは休職中で、吊し上げも何も、立憲の議員に吊し上げられるはずはない。
だけど、このフェイクニュース、フェイクだと指摘された後も、それを削除したり訂正したり、ましてや謝罪したりせず、どんどん拡散された。嘘でも拡散されればOKなのだ。情報弱者、いわゆるジョウジャクは信じるし、関心のない人はどっちもどっちと思うだろう。
これって強烈な既視感がある。歴史修正主義というよくわからない用語で言われるが、完全に歴史を改ざんしようとする自称保守の連中のやり口だ。嘘でも言い続ければ信じる人はいるのだ。そして関心のない人には、どっちもどっちと思わせれば、それで良いのだ。
でも、なんだろう、自分の言ったことに対する責任とか、嘘をついたことに対する恥の意識とか、そんなもんはとっくの昔に無くなってしまったんだろうか?
保守を名乗る人たち、日本を愛すると大声でアピールする人たち、そういう人たちに、そうした恥の意識というのが無くなっているわけだ。「恥」っていうのは、昔はそれで自害するような感情だったはずなのに。
日本の誇りとか日本を愛するとか言っている連中が恥も外聞もなくデマを垂れ流しているって、どういうこと?
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