
今年のノーベル平和賞の受賞者のひとつはロシアのジャーナリスト。ロシアの現状は論外のレベルだ。プーチンを批判すれば命に関わる。プーチンが指示しているのか、それとも取り巻きの忖度なのか、まあどっちでも同じだが。ソ連邦が崩壊した時、日本の特派員が興奮しながら叫んだ。これで80年ぶりにロシアに自由がもどってきました! ものすごい違和感だった。だって80年前の帝政ロシアって前近代的な帝国だったんだからね。
いずれにしても、金を稼ぐための「自由」のおかげで、ロシアは貧富の差が極端な国になってしまった。ネットで検索すると地域格差は60倍以上だそうだ。そんなところで政権批判を命懸けでしても、背後にアメリカがいるというフェイクにより「報道の無力化」が行われている。
ロシアのジャーナリズムの話はまあいい。日本だってそうだよ。ネトウヨの決まり文句「反日」という言葉は思考停止を引き起こすレッテルである。
フェイクが蔓延し、声が大きく、相手に喋らせずに、自分の言いたことを言った方が勝ちっていう橋下のようなのが幅を利かせる世の中。真実は何かなんてことには興味がなく、また自らの理想もなく、ただ相手を言い負かすことだけが目的となった議論も、橋下的だ。
嘘でも、デマでも、とりあえず大きな声で言っておけば、信じる奴はたくさん出てくる。今回の選挙だって共産党は閣外協力だと言っていたのに、自民党は共産党が政権取るというデマを垂れ流し、野党が批判するのは当たり前のことで、そもそもが批判するべきことを次々とやってきた与党が原因なのに、それをもって批判しかしない野党と維新はいい加減んな野党批判。事実をまともに報道しないDappi化したマスコミ。もう「真実の受難」はかなり深刻だ。
受難の後には復活が待っているはずなんだけどね。。。
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