パトリック・ガンパー、
拙ブログではブエルタ・ツィート日記を載せたボーラのオーストリアの24歳の2年目の選手です。
ドイツの自転車サイト radsportnews.de では例年ドイツ語圏の選手たちの順位付けをしながらシーズン総括の記事を載せています。まあ、例年言ってることですが、この順位ってレースの重要性に応じて順位を得点化して行くやり方で、アシスト選手はへたすると点数がつかないというはなはだ馬鹿らしいシステムだと思うので、ここ何年も拙ブログはこれを紹介しながらも順位は無視してきましたが、今年も順位は無視します 笑)
去年は10月に行われたジロで落車して脳震盪でリタイアし1ヶ月の休息をとってトレーニングを再開したと思ったら、今年に入ってすぐにコロナに罹患、再びトレーニングできず、大幅に準備が遅れました。
ガンパーの話。「準備は台無しになって、最初はいろいろ問題もあったけど、クールネ・ブリュッセル・クールネで序盤からアタックして逃げ、後半マティウ・ファン・デル・プールに追いつかれたけど、彼について行くことができたんだ。結局ラスト500メートルで大集団に追いつかれてしまったけど、スーパースターのMVDPに引き離されなかったんだからね。自信になったよ。
その後のベルギーの春のクラシックは、コロナでチームが出場できなくなったE3サクソバンク・クラシック(ハレルベケ)を除いて、フレッシュ・ワロンヌまでずっと出走したけど、途中であまり調子が良くないことに気づいた。
それで、その後のために立て直しをすることにしたんだ。おかげで6月のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでは新人賞ジャージを着れたんだ。
その後オーストリア選手権は自分の家のそばだったけど、個人ロードで3位に入れたし、TTのほうでは4位になれた。これは自分の成長を実感できた瞬間だったよ。
8月半ばからのブエルタは総合112位だったけど、ハードなレースだった。スプリンターのメーウスのアシストとして自分の仕事には満足している。スプリントの準備を整えるのはものすごいプレッシャーだけど、だんだん自分のやり方がわかってきたし、リードアウトがうまくいっている実感も感じられるようになった。
いずれにしても、今年はクールネ・ブリュッセル・クールネや最後のパリ・トゥール(23位)、世界選手権(21位グループ)で、僕はただレースを走るだけでなく、レースを作ることにも関与できると自信がついた。来シーズンに大きなモチベーションになるよ。
来年はクラシックをもう一度走りたいけど、アシストとしてリードアウトに貢献したい。もしかしたら結果を求めて走れるレースも一つやふたつ出てくるかもしれないし、楽しみだよ。」
この選手も190センチ以上の大柄な選手です。昨今は190以上の選手って増えましたね。昔は190以上なんて数えるほどしかいかなったんですけどね。だからモン・ヴァントゥ越えのステージで勝ったエロス・ポーリとか、パリ〜ルーベで勝ったマグヌス・バックステッドなんかが超大型ってことでも目を引いたものでしたが。。。
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