観客を訴えるとASOのプリュドムは言っているそうです。最初の落車の引き金になった「Allez Omi-Opi」プラカードを持った女性は事故後すぐいなくなってしまったそうで、果たして訴えることが可能かどうかわかりませんが。
マルティンの話。「そもそもあの時、レースは比較的リラックスした状態だったのです。私たちのチームはみんなで前に出ていました。私は右側にいたチームメイトのロベルト・ヘーシンクを追い越そうとしていました。彼女が手に何か持っているのはわかりましたが、そういうことはツールでは珍しくありません。ただ、ああいう状況では彼女が外側へ避けてくれなければなりません。そうでないと【内側へ入ってきたら】観客の左右を走ることになってしまいます。確かにあのファンが集団の方ではなくテレビカメラのバイクの方を向いていたことに気づきましたが、私には避けるスペースも反応する時間もありませんでした。」
しかしそのマルティンはツールが始まる前にこんなことも言っていました。「【UCIのスーパータックポジション禁止について】正直に言わせてもらいますが、やってるフリが多すぎます。安全対策がなされていることになるとは思えません。下り坂でトップチューブに座ってて落車した選手を寡聞にして見たことがありません。そんなことより、不必要な障害物のある安全性が確保されていないコースがまだまだたくさんあります。安全対策面ではまるで進歩していません。幸いにもこの何年かは、それによって大きな事故は起きてませんが、今後も、何も事故が起きないことを「願う」しかないのです。」
スーパータックについては僕自身は「格好悪い」という理由で禁止に賛成ですが 笑)、選手の立場からすれば、コースの安全性をもっと高めてくれということなのでしょう。今回の観客が原因となる落車も、そういう意味ではコースの問題だった、つまり避けることができる事故だったと言えるのでしょう。
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