VIDEO まあ戦前から10人出場のボーラがレースを支配するだろうと言われていましたからね。一周7キロ強を全25周の17周目からシャハマンとブーフマンがツィンマーマン(アンテルマルシェ)と Mann 3人組で逃げて 笑)、最後から2周半でブルクハルトとポリットのボーラ勢とツィンマーマンのチームメイトのコッホが加わり6人。
4対2で有利なボーラからシャハマンがアタックすると、コッホだけがそれに反応し、後ろは完全に牽制状態になり、ラスト2周で前を行く二人と25秒差となりました。ラスト10キロの登りでシャハマンがアタックしてコッホをちぎると、あとはどんどん差が開いて、シャハマンの特徴的なイヤイヤ走りの独走でそのままゴール。一昨年以来の二度目のドイツチャンピオンとなりました。追走の4人が完全にお見合い状態になったために、コッホも引き離されながら独走で2位。3位はツィンマーマンとブーフマンのスプリントになり、ツィオレクを彷彿させる頭上下スプリントでツィンマーマンが先着して、1位ボーラ、2、3位アンテルマルシェとなりました。
シャハマンの話。「きついレースだったけどチームとしてレースをコントロールできた。僕ら【自分とブーフマン】は早めに攻撃に出て、【ついてきた】ゲオルク【ツィンマーマン】のことは意識しないようにした。レース前から優勝候補扱いされて、なかなか簡単には行かなかったよ。結局僕だけが調子が良かったわけじゃないからね。今日はいずれにしてもきつかった。」
ヨーナス・コッホの話。「スーパーハードなレースだった。できることはなんでもやってみたけど、結局マックス【シャハマン】のほうが強かったってことだね。」
ゲオルク・ツィンマーマンの話。「僕の計画はうまくいかなかったけど、最後はこの二人【ブーフマンとブルクハルト】にだけは食らい付いていかなくちゃって思ったんだ。自分のパフォーマンスとこの銅メダルは誇らしく思うよ。」
シャハマンはツールには出ないので、今年のツールも去年に続いてドイツチャンピオンマイヨが見られないのが残念です。しかし、デーゲンコルプやキッテル、あるいはマルティンみたいな一時期とても強かった選手たちですらロードのドイツナンバーワンになれなかったわけだし、二度目は大したものです。ただ、20世紀から21世紀にかけてのドイツ・テレコムもそうだったけど、やっぱりチーム力が大きいですよね。
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