
Amazonプライムで見た2001年のドイツ映画です。
昔、ドイツ映画で「ベルリン忠臣蔵」という、日本大好きなドイツ人たちが作った映画がありました。だけどいろいろかなりヘンでした。あの映画でも最後のクライマックスで突然日本語を話すんですよね。「オイ ニンジャ オレハオマエノコトヲ シッテイルゾ」というんだけど、字幕がついていました。この映画でも日本かぶれのドイツ人が出てきて、時々日本語を口走るんですが、やっぱり字幕がついていました 笑)
旧東ドイツの田舎町で相撲の世界選手権が開かれることになり、失業中のトルコ系のただのデブが、幼なじみの悪友とデブのいじめられっ子と、その美人の母親、そして何より日本かぶれ、相撲マニアのドイツ人コーチのおかげで相撲道に励むお話 笑)
どこか旧東ドイツが舞台で、どこか侘しい感じは、
拙ブログで紹介した「希望の灯り」に通じるものがあります。
主人公は才能があるけど、闘争心も意欲もあらゆる面で消極的な、ただの大人しいデブで、当初は大した練習をしなくても連戦連勝。ところが惚れた女性とうまくいきそうになった途端に神通力が切れたかのようにスランプに。そして再び日本かぶれのコーチのもとで髪の毛も剃り落とし、それまでパンツの上に締めていたまわしも、きちんと締めて世界選手権に臨みます。そう、ずっとパンツの上にまわしをしてるんですよね。どこか周防監督の「しこふんじゃった」の留学生を思い起こさせます。この映画を作った人たちは周防の映画を知ってた可能性もありますね 笑)
うーん、ラブロマンス? いや全く無理です。コメディ? うーん、笑えません。ニヤッとぐらいはできますが。スポ根? 全然ムリ〜〜。
いや、「ベルリン忠臣蔵」よりもまともでしたが、好意的な気持ちで見てあげましょうね 笑)
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