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ファビアン・ヴェークマン、今年の総括

2010.12.06.06:29

rsn の総括シリーズ、ヴェークマンの回ですが、彼もまたツィオレクやゲルデマンと同じで、春先の怪我でシーズンの出鼻をくじかれました。ヴェークマンの一番狙っていたのはアルデンヌのクラシック、つまり4月の半ばから始まるアムステル・ゴールド、フレッシュ・ヴァロンヌ、LBLの3つのレースでしたが、3月半ばのティレノ・アドリアティコで落車して鎖骨骨折。

ヴェークマンの話。「反応しようとする前に地面にたたきつけられていた。すぐにひどい痛みを感じ、肩に手をやって、すぐにあ、これはまずいってわかったね。」

たしかにアムステル・ゴールドにちょうど間に合ったのですが、ぶっつけ本番でしたからね。25位は上出来でしょう。

ヴェークマンの話。「最後の何キロかでレースが沈静化した瞬間があったんだ、そしたら痙攣を起こしてしまった。260キロを越えるレースの負荷って言うのはむろんとんでもなく高いレベルで、トレーニングでかけられる負荷とはまったく違うよ。でもこの成績には満足しているよ。」

しかし、3日後のフレッシュ・ヴァロンヌでもまたガードレールを飛び越える落車。痛い身体で無理して出場した4日後のLBLも順位こそ16位で完走しましたが、まったく目立ったところがありませんでした。

ところが不調のまま出場した5月1日のエシュボルン・フランクフルト・シティ・ループ(昔のヘニンガー・トゥルム)で、去年に続き優勝。これは強かったと言うより、戦術的にうまくいったという典型的なパターンだったようです。

ヴェークマンの話。「ちょっとギャンブルをしてみたんだ。常に数人の選手が逃げのグループを追っていたからね。うしろで体力を温存していたのさ。この勝利で調子が上がるといいね。」

それでも優勝は優勝。ジロを大いに期待させました。ところがジロでは8ステージを走って、背中の不具合からあっさりリタイア。

ツールには間に合い、調子も良かったようですが、結局ミルラムチームを襲った風邪のせいで、落車だらけの第2ステージのニュートラルレースで3位になっただけでした。

シーズン後半で目立ったのは、GPスヘレンスでの3位、さらにGPケベックの7位と世界戦の個人ロードでドイツ人最上位の14位。
シーズン最後の悪天のジロ・ディ・ロンバルディアでも15になるのがやっとというところでした。でもこうしてみると、やっぱり潜在力はひょっとしたらミルラムでナンバーワンかも知れません。来年はルクセンブルクのチーム。怪我などせずにアルデンヌの3つのレースに出場できれば、そこそこの数字は挙げられるかも知れませんが、このレースはきっとシュレック兄弟も出場するでしょうからね。どういう立場で参加するかによりますね。

さて、ミルラムと言えば、ドイツ選手権で6位になったクラシックのスペシャリストのマルクス・アイヒラーが、クネース、ローレッガーについでオーストラリアのペガサスへ移籍です。ドイツ語を母語にする選手が3人いるのは心強いことでしょう。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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