いやあ、イノーが集団の中でドンだった頃は、今日はゴールまで集団で行くぞ、と彼がいうと、その通り誰も逃げようとしなかったそうですがね。
しかし、ファン・アールトかぁ。ちょっと上りのスプリントは強いですねぇ。スプリントロワイアルで勝てるようなスーパースプリンターだとは思えないけど。
CM: 今日はどうだった?
ゲシュケ: まあ言うなれば、今日なら君たちだってゴール前60キロまでならなんの問題もなく一緒に走ることができただろうね。それもジーンズとTシャツ姿で大丈夫だったと思うよ。僕の平均心拍数なんて113だったからね。
CM: 君たちの言う「適度なペース」は知ってるからね 笑)むしろ「ぶらぶら」していたっていう表現がいいんじゃない? 本当に誰も逃げを打とうとしなかったのかい?こんなことって、君の経験上あったかい?
ゲ: 「適度なペース」は誇張かもしれないね。ツールではこんなの経験したことないな。どのチームにもスプリンターがいるわけではないからね。でもスタートして5キロですでに、赤いゼッケン【敢闘賞】をみんな諦めたね。
CM: きっと君たちは時間を潰すために、いっぱい悪ふざけをしたんだろうね。集団の中では逃げについての議論は誰かしなかったの?(観客にとってはとても満足とは言えなかったと思うし、ツールらしくなかったと思うけど)
ゲ: 残念だと思ったけど、強制はできないよね。2009年のスキル・シマノ時代だったら、すぐにアタックしただろうけど。でも良かったよ。一人か二人で逃げたとしても、レースはやっぱりそんなに早くエキサイティングにはならなかっただろうと思うよ。どうしてだかわからないけど、今日はみんな休息したかったんだ。お喋りにはたっぷり時間があったよ。
CM: 最後はイネオスが前に出たけど横風でペースが抑えられたね。しかし集団が分裂することはなかった。集団を分断できるほどの風の強さではなかったの?それともむしろ「みんな一緒に行こう」ということだったの?
ゲ: そこまで考えていたわけではないと思うよ。イネオスチームはゴール近くなってレースが激しくなるといつでもエガン【ベルナル】を連れて前の方にいようとするからね。ちょっと試してはみたんじゃない?でも有力選手のうち誰もちぎることはできなかったね。
CM: なるほど。説明をありがとう。よく休んでね。また明日。
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