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映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」

2020.08.14.10:34

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長い題名だし、題名がすでにネタバレしているし 笑) 以前紹介した「アイヒマンを追え」の監督ラース・クラウメの映画。

映画としては大して面白くないです。ドイツが第二次大戦に敗れ、西側と東側に分断されたが、まだベルリンの壁ができる前の1956年、東ベルリンに住んでいた高校生たちが、ハンガリー動乱のことを知り、教室で黙祷する。これが反国家的行為として大ごとになってしまう。

生徒たちは誰が黙祷の首謀者かを問われ、仲間を守るために抵抗するんだけど、1番の山場はまるで「スパルタカス」みたいでした 笑) また、生徒たちに首謀者をチクれと恫喝する教育委員会の、まるでモンスリーみたいな 笑)嫌なおばさんや教育大臣に、ゲシュタポみたいだと非難すると、ファシストと戦った者をゲシュタポとはなんだ! と怒るシーンがあります。だけど、ファシストと戦ったはずの連中が、この後東ドイツでは国家公安局シュタージとなって、密告を奨励し国民を監視するゲシュタポみたいなことをするわけです。

しかも、こうした強権的な、生徒たちを管理したがる人たちというのは、自分がしていることが正義だと思い込んでいるから始末に悪い。洋の東西を問わず、権力を笠に着て正義ヅラして他人を管理したがるというのは、「悪」の一つだという自覚が大切ですね。

映画は実話に基づいているそうですが、主人公たちだけでなく、あちこちに気を使った演出(例えば駐独ソ連兵士の若者の言う言葉とか、教育大臣のナチにやられた首の傷とか、善良だけど何もできない校長とか)が、なんとなくドイツ映画特有の気配りしすぎの印象もあります。それと、個人的には列車に乗らなかった生徒たちのその後の方が知りたい、とへそ曲がりの私としては思ったりしちゃいます 笑)


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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