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オラフ・ルートヴィヒのこと

2020.06.07.15:17

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東欧圏には2週間以上のステージレースがあるらしいということを知ったのは80年代の後半だったと思います。なんで知ったのかは全く思い出せないんだけど。

僕がヨーロッパの自転車レースについて明確に意識したのは1984年の秋だったと思う。以前にも書いたように、池袋の西武か東武のスポーツ用品売り場でエンドレステープで5分ぐらいのツール・ド・フランスの映像を流していて、それに魅入られてロードレーサーが欲しくなったのでした。その後トントン拍子でホビーレースチームに加わり、いろんな情報を得て、どこでどうして知ったか、この東欧のピースレース(クールス・ド・ラ・ぺ)のことを知ったのでしょう。

(のちに1991年初頭にチェコのプラハへ旅行した時、おもちゃ屋で大きな箱に手書きの自転車の絵が描かれたクールス・ド・ラ・ペと表記された、おそらくすごろくみたいなものだったのでしょう、ゲームが置いてありました。)

そんな東欧の自転車レースを知る中で気になったのは、どうやらこのピースレースではとんでもない怪物選手がいるらしいということでした。ルートヴィヒという、いかにもドイツドイツした名前の東独選手で、ステージ勝利数が38ということでした。ちなみに2番目の選手は16勝で桁外れです。

そんな選手の映像をとうとう見られたのはソウルオリンピック。NHKの放送はリアルタイムではなかったし、適当なブツ切れでしたが、ビデオで繰り返し見たものでした。YouTubeにもありますね。



すごいよね。ゴールスプリントを開始したら全く後ろを確認しないまま両手を上げてますからね。スプリントには相当の自信があったのでしょう。

2位になった巨漢選手はベルント・グレーネは91年になってプロ入りし、チーム・テレコムで2年ほど走った後の1995年、本人の言によれば、監督に命じられたEPOを拒否して引退しました。

3位に入ったクリスティアン・ヘンはオリンピック終了後すぐにカレラに入り、さらに92年からテレコムへ。で、そこで1995年から1999年の引退までEPOを摂取していたことを告白しています。

さて、優勝したルートヴィヒの方は翌年のベルリンの壁崩壊のおかげでついにパナソニックへ。すでにこの時30歳。前年は怪我続きでパッとしなかったので、そろそろ辞めどきかなと、本人も考えていたそうですが、ツール・ド・フランスに参加すると第8ステージでスプリントでステージ優勝します。


この時は第3ステージからポイント賞の緑のマイヨを着続け、最終的にポイント賞獲得でした。その後も92年には最終日のパリ・シャンゼリゼでも優勝、結局ツールのステージは3つでしたが、もうあとせめて5年早くプロ入りしていたらなぁ。若い頃にケリーやファンデラールデンとのスプリント合戦が見たかったですねぇ。

90年の世界選手権は宇都宮で、個人的にはルートヴィヒを見たかったんですが、怪我で来日しませんでした。

タイプとしてはデーゲンコルプみたいなタイプだったんだと思います。個人的にはパリ〜ルーベに勝つんじゃないかと思ったんですがねぇ。結局プロになってから6年連続でこのレースに参加し、92年から2位、3位、4位と3年連続で惜しいレースでした。

92年の2位は優勝したデュクロ・ラサールを単独で追い、ソロで2位になったんですが、カメラはデュクロ・ラサールを映しっぱなしで、どうも記憶に残りません 苦笑)


翌年も3位争いのスプリントではムセウやファン・デル・プールらに対して先頭に立ってそのままスプリントで勝つという強さだったけど、何しろ、この年はデュクロ・ラサールとバレリーニの、色々物議を醸したタイマンスプリントですから、やっぱり3位なんか忘れられてます。


ルートヴィヒも1993年からテレコムに移籍しています。ただ彼の場合はドーピングについては何も発言していないようですが。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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