元ボクサーで荒っぽいスプリントで名を馳せたナセル・ブーアンニ、しばらく大人しいなと思っていたら砂漠のスプリンター用ステージレースで身長2メートルの巨漢スプリンター、フィル・バウハウスと激しい優勝争いを演じていました。
サウジ・ツールは全5ステージ。最初のステージだけは登りゴールのステージですが、あとの4つはスプリントステージ。第3ステージでバウハウスが優勝して総合トップになると第4ステージでブーアンニがステージ優勝して逆転。最終第5ステージではご覧のような激しいスプリントを制したバウハウスが再逆転で総合優勝となりました。
最終ステージではバウハウスがブーアンニより上位でトップ3に入れば逆転というわかりやすい目標があったので、変なことを考える必要がなかったようです。
しかしバーレーン・マクラーレンチームは、当初はカヴェンディッシュを中心にしたスプリントの調整でレースに参加したのに、最初の登りゴールステージでハウスラーとバウハウスがタイム差なしのトップテンに入り、カヴは15秒遅れでゴールしたので、目標を総合狙いに切り替えたとのこと。
「この瞬間は特別だ。ステージレースで総合優勝なんて生涯初めてのことだからね。みんなが僕のためにアシストしてくれたんだ。チームの働きがなかったらステージレースの総合なんて絶対取れないからね。」
しかし、かつてはグライペルの発射台として何年も一緒にやったマルセル・ジーベルク、今はこのチームでカヴのアシスト役になってるのね。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/3705-0f5c0657