アンコウ
CYPRESSさん、詳しいコメントをありがとうございます。こういう昔の話を読むと、やっぱり今は各選手に対するチームの力が強くなっていて、練習も組織化されてしまって、戦術そのものもとてもシステマチックになって、選手の力がある程度均一化されて、選手が駒の一つになっているような印象が強いですね。
自転車に限らず、個人ではなくチームとして勝つということを最大の目標にすると、当然選手は一つの駒になっていくのでしょうけど、なんか寂しい気もします。それは来日したデルガドも言っていましたっけ。
昔に比べて選手はトレーニングの時間がずっと短くなっていて、その分強度が上がっている。マルテンスなんかのインタビューでも冬場のトレーニングは午前150キロ、午後150キロ走ると言っていますが、今では多分そんなことしないんでしょうね。休養の取り方も多分当時とは全く違うだろうと推測されます。
昔の方が面白かった、波乱があったし、選手の人間的な個性が出やすかったということもあるでしょうね。ただ、後戻りはもうできないんでしょうねぇ。。。