トニー・マルティン、今年はユンボ・ヴィスマへ移籍しました。主にアシストとして戦い、チームへの貢献度は高かったけど、個人的な成績という点では、内心かなり不満もあったんじゃないかと思うんですがね。ブエルタではエースのログリッチが優勝し、それに貢献したことは確かでしたが、自分は落車リタイアに終わったし、ツールでもチームTTの優勝に大きく貢献したとは言え、イネオスチームのルーク・ロウと喧嘩して失格になったりしてますからね。
「総括としては非常にポジティブと言えます。チームが提供してくれた環境は期待通りでした。自分のタイプを変えて、主にアシストに従事しました。そうは言っても、チームTTの時には原動力になれたし、チームの司令塔としての役割も果たせました。私にとっては新境地でしたがうまくいきました。チーム全体にとって今シーズンは大成功でした。とても満足しています。
他の選手をアシストする役割は、私の性格にも選手としてのタイプにも合っていたし、それは以前から変わっていません。前からチームのためにアシストしてきたし、スプリンターのお膳立てをしてきました。チームのキャプテンの勝利は私の勝利でもあるのです。ただし私自身の成績ということで言えば、ちょっと足りなかったですね。」
結果だけを見ると、ドイツナショナルチャンピオンは別にすると、今シーズンのTTでの優勝はゼロでした。特に世界選はブエルタでの落車の影響がモロに出た感じで9位止まりでした。
「シーズン後半の世界選がハイライトでした。私は順調に行っていたと思います。無論ブエルタでの落車があって、完全に遅れてしまいましたが。あれがなければメダルは取れたと思います。タイム的にはそれほど遅れをとってはいませんでしたから。だから来年の世界選が楽しみにもなります。報告によると概ね平地だということですから。
来年度の目標としてはツールに出場したいです。そしてうちのチームがマイヨー・ジョーヌを最後に獲得して、チームとして喜びたいです。今年は3位でしたから、実現の可能性もあるでしょう。しかしそれができたら本当に素晴らしいことでしょうね。」
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