なんだか自分の住んでいるところは思っていたより風もなく、夜中のうちに雨が強く降っただけだったような印象だったのですが、各地ではひどいことになっていたようです。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
さて、昨夜のパリ〜ツールは残り50キロで単独で追走に入り、みるみるうちに先頭を走っていたディフェンディングチャンピオンのクラウ・アナーセンを追い越して、あとは45キロぐらいをソロで逃げ切ったイェレ・ワライスが優勝でしたが、なんか秋口のプチ・パリ〜ルーベって感じでしたね。
で、今日のテーマはやっと復帰したと思ったら、すぐにシーズンオフになってしまうドイツチャンピオンのマキシミリアン・シャハマンのインタビューです。rsn に載っていました。骨折後復帰まで2ヶ月半かかったんですが、どうもその後ウィルス性の疾患で体調を崩したこともあったようです。
rsn: シャハマンさん、シーズンの終わりにまたレースに参加できるようになるっていうのはどんな気分?
シャハマン: 嬉しいよ。いい気分だよ。事故って手の手術をした後、6日後からローラー台に乗り始めたんだ。その後ハードトレーニングをこなせるようになった。だけど再びロードに出られるようになったらすぐ体調を崩してしまったんだ。ウィルス性のものだったんだけど。結局体調が戻るまで3週間かかった。それから随分トレーニングを積んでものすごく頑張ったんだけど、ブエルタの後ではみんな調子がピークになってるからね。復帰は簡単なことじゃあないよね。
r: 世界選はどうやって見てたの? コースはあなたに向いていたし、出てればエースだっただろうけど。
シャ: うん、コースはとっても面白そうだった。レースは家で見ていたよ。どうしようもないからね。残念だとは思わなかったよ。僕としては客観的に見て、みんながどう走るのかを観察していた。
r: 何か勉強になった?
シャ: ああいう極端に長い距離で、しかも特にあれだけひどい天候の場合はいつでも驚くべきことが起きるってことを改めて教えられたよ。
r: 手の調子はどうなの?
シャ: 小指がまだ動きがぎこちない。リハビリがもっと必要だ。走っているとき、まだ手には痛みがある。筋肉が落ちちゃってるから、ブレーキのかけ方をまた練習しなくちゃ。
r: それでは、今回のシーズン末のレースは順位は気にせず、むしろ来シーズンのための土台作りと考えるべきでしょうか?
シャ: うん、今は来年のことを考えているよ。
r: フランスでの落車から学んだことは?
シャ: 結果を求めて走るときにはいつでもリスクをかけることになる。フランスでは残念ながら上手くいかなかった。でもそういうことはよく起きることだ。将来のために学んだのは、落車を避けるためには、今後、いい気になって結果を求める気持ちに少しブレーキをかけるってことかな。
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