コロンビア、1983年にアマチュアのバルタ・カフェ・ド・コロンビアチームがツールに参加して、なにしろチームTTではトップに10分半以上遅れ、ヲイヲイって状態だったのに、ピレネーについたらミラーやデルガドという錚々たるクライマーを相手に優勝こそなかったものの上位に何人も入り、翌年84年にはルイス・エレラをエースにすると、ピレネーでミラーに次いで2位(僕がツールを知ったのはこのピレネーのミラーの映像だったような気がします)、アルプスのラルプ・デュエズではついに優勝!!
このルイス・エレラという小柄でやたら大腿骨の長い選手はブエルタで優勝し、ツールでもなんども優勝候補になったんだけど、結局5位止まりでした。その後もツールの優勝を狙えると言われたコロンビア人は、最近だけでもチャベスやウランやキンタナといたんですけどね。それがとうとうベルナルが果たしましたね。
というわけで、cyclingmagazine.de のゲシュケのツィート日記です。
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20ステージ、59キロ、109位、+16:50
C: どんな日だった?
ゲ: 昨日よりはずっと素敵な日だった。レース中にも楽しむことができたよ。雨にも降られずに済んだ。
C: 「楽しんだ」と言っても、山が回避されて嬉しかった? それから、この登りは、総合狙いの選手たちにとって、ツールにふさわしい勝者を決めるのに「十分な」ものだったと思うかい?
ゲ: 80時間も自転車に乗れば【ベルナルの総合タイムは20ステージを終えて80時間弱】ツールの勝者を決めるのに十分だと思うね。確かにアルプスはこれであっという間に終わったけど、誰にもフェアなチャンスがあったし、トップ10はふさわしい選手がなったと思うよ。僕はこれでしばらくは高い山を見なくて済むと思うと嬉しいよ。
C: そりゃそうだ。ところで、20ステージを終えて、そもそも楽しく食事がとれるのかい?電解質のことなんか考えなければならないのかい?
ゲ: たくさん飲むのが重要だとうちのチームドクターは言ってる。だから僕はホテルのバーに行くよ 笑)
C: 医者の言うことは確かだね。うまく休息してね、ジーモン! ありがとう、頑張ってね、また明日。
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ブーフマンの4位はドイツ人としてはアンドレアス・クレーデンが6位になった2006年?以来ですかね。それと、自転車って気持ちの部分って大切なんですね。アラフィリップもマイヨジョーヌを着ている間は気持ちで自分の能力の限界を出せてたんだろうけど、それを脱いだら「普通の」強い選手になってしまい、ブーフマンにも抜かれてしまいましたね。しかし今年のツールの最大の立役者でしょう。
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