消費税を10%にし、社会の格差をさらに広げ、原発を稼働し続け、年金を破綻させ、自衛隊を海外の戦争に送り出すことを決定する選挙まであと4日。
今朝の東京新聞の斎藤美奈子のコラムは凄かった。いわく、「投票するしないはあなたの自由だ。しかし、この【山本太郎】現象を知らずに投票日を迎えるのは人生の損失である。」
というわけで、ちょっとタイミングが遅れましたが、休息日に現在総合5位のブーフマンに rsn がインタビューしたようです。
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ツールの10ステージを終えての感想は?
ブーフマン: 相変わらずとてもいいと感じています。調子も良いし、これまでのところすべてが計画通りに進んできています。1つだけ例外は第1ステージの落車ですが、それもすべて完治しています。
あなたは【第1週の】目標を達成したということ?
ブ: 目標は山で大きなタイムロスをしないことでした。ここまでは完全にうまく言っています。首位までも手が届くタイム差ですから。
あなたはツールで初のエース待遇です。あなたのチームをどのように率いているのでしょう? アームストロングだったらチームメイトみんなを完全服従させていたわけですが、あなたはそういうタイプではないよね。
ブ: 私は食事の時もバスの中でも強く指示を出すタイプではありません。しかしレース中には必要なことは言います。私はチームメイトのモチベーションを高めようと思っています。そして、うまく走れていない時には、それを指摘することもやぶさかではありません。そうはいってもやはり私は大声で指示を出すタイプではないです。
スタート前の、朝の朝食で集まった時にも、何がなされるべきかをあなたは話すの?
ブ: ステージの大雑把なラインは監督たちが話します。それから監督達はキャプテン達とも話します。彼らが勝手に決めることはありません。
【レース中にあなたに指示を出す】ロードキャプテン格の選手はいるのかな?
ブ: はっきりとは決まっていません。私をアシストしてくれるのは若いオーストリア人選手達とマックス・シャハマンです。私はすでに随分レースを走ってきていますし、どこで前方にいるべきかはわかっています。
チームカーからも指示はでるでしょう?
ブ: ええ、無線もありますから。車の中では監督達がTVを見ていて、何が起きているかわかっているし、あらかじめ私たちに情報を伝えてくれます。
レースを読むことができる選手というものがいるとも言われます。あなたはどうでしょう?
ブ: レースの勘はある方だと思っています。今年はその勘に救われたことも何度かあります。この勘を大切にして、正しい瞬間に前にいて、さらには自らアタックしなければならないと思います。
なるほど、今回の横風の時のように、どのタイミングで前にいるべきかを、その勘が感じさせてくれるわけですね?
ブ: ええ、感覚的なものと経験の混ざったものだと思いますが。たくさんのレースを走ってきていますから、誰が何をして、誰を行かせてはならないか、誰についていくべきかがわかるのです。この勘が大切です。もちろんチームカーからの指示もありますが。
あなたのアシストはどの選手が受け持っているのでしょう?
ブ: マックス・シャハマン、ルーカス・ペストルベルガー、グレゴール・ミュールベルガー、それに彼もキャプテンの一人ですが、パトリック・コンラートが山岳でのアシストを務めてくれます。ペーター・サガンのためにはマルクス・ブルクハルトとダニエル・オスがアシストします。
サガンはスプリント賞をリードしていて、7度目のタイトルを狙っています。そのためにあなたの目的は場合によっては後回しにすることもあるのかな?
ブ: いいえ、サガンはスプリントになると、ほとんど一人で動ける選手です。以前私は彼のことを「お世話が楽な選手」と呼んだこともあります。彼はパーフェクトな発射台が必要なタイプではありません。スプリントトレインは全く必要ないのです。
以前、2018年のブエルタでは、食事でミスして水分を保持する能力が落ちて失敗したと言ってましたよね。どういうミスだったのでしょう?
ブ: 私たちの総括では、あの時は準備段階で炭水化物を取るのが少なすぎたのです。レース中は大量の炭水化物を取らなければなりません。私もそうしました。しかし、これによって体が全てを保持してしまうことになりました。今は年間を通じてもっと多くの炭水化物を取ってきましたから、もうああいうことは起きないと思いたいです。
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ロードキャプテン格の選手というのはマルクス・ブルクハルトが行なっているのかと思いましたが、そうではないようですね。それと、最後の炭水化物云々は、普段から炭水化物を取っていないと、レース期間中に突然大量にとると良くないということなんですかね? この辺の理屈はよくわかりませんが、科学的なトレーニング方法に栄養学なんかがここまで進んでいる以上、そういうものなのでしょう。
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