一昨年U23で2位になった時に、これは来年は絶対なにか勝つぞ!と思ったんですが、去年は体調不良でまるで名前が出てきませんでした。今年体調が回復して、いよいよツール初出場。まあ人々の耳目を集めるような活躍をするとは期待してませんが、プロデビュー前から気にしていた選手なので、気になります。
拙ブログではそんな選手が何人もいて、そんな中で大物になったのはデーゲンコルプだけかな。シャハマンとポリットはプロ入り前から名前は見てたけど、こんなに活躍するとは思ってませんでした。キッテルはデビュー前は名前すら知らなかったしね。
他にも、ものごく期待したのにヘアクロッツ君は体を壊して半分やめたようだし、もう悲しくて思い出したくないネルツ君も、順調に伸びて、いよいよこれからっていう時に引退せざるを得なくなってしまいましたからねぇ。ケムナがこれから順調に伸びてくれるといいのですが。
rsn にケムナの電話インタビューが載っていたのでご紹介しましょう。
「ツールを走れると聞いた時には素晴らしいニュースだと思ったよ。おもわず笑いがこみ上げた。最初のツールだ、楽しみだよ。いろんな体験をして、良いレースをしたい。目標は置いてない。パリまで行けることは願っているけど、チームのために働くことができれば良い。
春のレースでも今ひとつだったけど、自分の目標を追って走ったんだ。ツール・ド・スイスでは自分で思っていたよりちょっとだけ良かった。
チームのみんなが願っていたのはトム・デュムランのために走ってツールで彼が優勝することだった。スイスでもわかったけど、チームは強い。デュムランをアシストして上位へ押し上げることができたはずだったんだけどね。結局チームとしてはステージ優勝を目指していくことになるね。サンウェブのマイヨが逃げグループに頻繁に入るのを目にすることになると思うよ。
一昨年のブエルタでは膝が痛くなって途中リタイアだったけど、今は何の問題もない。体と気持ちには気を配っているからね。ストレッチなんかもしっかりやっている。体調は万全だ。
僕としては登りをもっとうまくこなせるようになりたいし、TTでまた良い成績をあげたいね【17年のリタイアしたブエルタでは個人TTステージで8位】。自分ではステージレース向きだと思ってるんだ。」
たとえば1991年のツールなんかではほとんど無名だったキアプッチが10分近い大逃げに成功してパリ直前までマイヨ・ジョーヌを着続けたことがありましたが、なかなか、最近はレースがコントロールされてて無線もあるし、あんな大逃げを許してくれなくなりました。それでもケムナにはどこかで大逃げを決めて上位へ躍り出る瞬間がないか、と期待しちゃいますが。。。まあ、まだ22歳、いつかそうなるように、今年はそのための経験値をたくさん集めて欲しいところです。
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