コンラッドではありません、コンラートです 笑)オーストリア人でツール・ド・スイスの総合3位は今世紀初です。20世紀には3人が優勝してますが、私としては1988年のヘルムート・ヴェクセルベルガーが印象に残ってます。
この選手34歳だか35歳だかでプロ入りして、プロ生活は3年しかなかったんですが、その間にツール・ド・スイスに総合優勝し、他にも7つの勝利を挙げています。スイスで優勝した時の年齢は36歳で、今でも最高齢だと思います。むろんアマチュア時代の実績もすごかったんですが(29勝)、もともと自転車をはじめたのが20代半ばを過ぎてからだったんだと思います。プロ最後の89年に念願叶ってツール・ド・フランスに参加、最終ステージ、レモンがフィニョンを逆転した個人TTで7位に入り、総合では42位で、満足したか引退しています。どこかに詳しい記事があったような気がするんだけど、そのうち見つけたらあらためてアップします。
というわけで、コンラート、レース終了後の話です。
「もちろん表彰台に乗ったんだからスーパーハッピーだよ。ルーカス・ペストルベルガーに思いっきり感謝だ。彼は最初から最後の山まで僕につきっきりでいてくれた。おかげで、最高の選手たちについていけたし、デニスとベルナルがアタックしたときにも、最大のライバルだけに集中できた。この一週間はすごかったし、ツールのための準備はできたと思うね。
デニスとベルナルがフルカ峠でアタックしたのは僕にとってはどうでもよかった。僕の直接のライバルは彼らじゃなかった。みんなものすごくタイムが接近していた。これで【二人が行った事で】ボーナスタイムの問題も解決した。
僕らはレースをコントロールしようとした。最後の山で僕はトラブルが生じた【パンク?】。そのときアスタナの5位のヤン・ヒルトがチャンスとばかりにアタックしたんだ。だけどそれを僕はうまくたいおうできた。有力選手たちと一緒に峠を越えられたんだ。
TTでは力を完全に出し切らないようにしたから、最終日は調子が悪くなかった。だけど、これでもまだ絶好調には至ってない。まだ伸び代があると思っている。」
というわけで、ボーラはツールに対してどうやらブーフマンとコンラートのダブルエースでのぞむんでしょうか? マイカはジロに出ていたから、ツールには出ないなと思っていたけど。他にもトルコ一周で優勝したグロースシャルトナーなんかもいるけど、なんか、このチーム、一週間程度のステージレースならある程度上位に入りそうな選手が何人もいます。ステージ狙いはサガンでしょうから、どういう布陣にするのでしょうかね?
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